ごぶさたしております。


みなさま、いかがお過ごしでしたでしょうか。


私は体調は優れないながらも、まあ、なんとかやっております。


なので、みなさま、いっしょになんとかやっていきましょう。


ところで、本日は終戦日。


アラフィフの私は、子どものころ、おばあちゃんからよく聞きました、『戦争の話』。


祖母宅は同じ町内で、1人でよく遊びに行きました。自宅から自転車で10分ほど。


祖母と話をしていると、必ず最後は戦争の話になりまして。


私はだいたい関東平野の最北端の地域で育ちまして、祖母情報によりますと、夜の暗い空に東京方面だけヤケに真っ赤で明るい夜があり、なにかおかしいな、と思っていたら、東京大空襲だったと新聞を見てわかったとか、赤ちゃんだったおじさんをおんぶして、幼児だった母とおばさんを連れて北方向にある駅方面に歩いていたら、南方面から飛行機の音がだんだん近くなり、ふり返ってみたらなんと敵機!隠れようにも隠れ場所がなく低空飛行と思われる爆音で真上に近づくB29に「殺される!」と死を思った瞬間、そのまま何事もなくB29が飛んで行き九死に一生を得たとか、戦地にいる弟に雑誌を送ろうと郵便局に時々足を運んでいたら、「あの人は浮気相手に手紙を送っている」と噂をたてられ腹がたったとか、そんな話をよく聞きました。


通っていた小学校近くで空襲があったことも祖母から聞きました。戦時中飛行機で有名だった工場があり、その近くに小学校もあり、上から見ると工場も小学校も区別がつきにくいからよく狙われていた、と。


さらに、祖母がいつも最後に話すのは、芋の話。実家からやっとの思いで芋をもらってきて、子どもたちに食べさせようと外に吊るして干し芋になるのを楽しみにしていたのに盗まれて、それが今でも悔しくてくやしくてたまらない、という話。吊るしておいた芋がなくなっていた情景が時々思い出され、その度に悔しさがこみ上げる、といつも言っていました。


終戦日ということで、祖母を思い出しながら、ちょっと話してみました。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。