今日まで毎日、
一生懸命生きてきたこと、
よく知ってるよ。
あなたの頭の中も、心の中も、
よく知ってる。
その上で、
わたしはあなたが大好き。
とてもやさしくて、
とても繊細で、
とても敏感で、
感動屋さんで、
空のやさしさを知っていて、
花のかわいらしさを知っていて、
風の心地良さを知っているあなた。
そんなあなたが、
とても大好き。
あなたの中にある、
悲しみも、
寂しさも、
知っているよ。
どうして?って、
たくさんたくさん思ってきたね。
そのたびに、
全部、心にしまってきたね。
でも、
心にしまった気持ちを、
どうしたらいいのか分からなくて、
いつしか涙になっていたね。
あなたが泣き虫なのは、
あなたがやさしかった証拠。
やさしいから、
何も言えなくて、
言いたくなくて、
そうして言えずに心にしまった気持ちが、
ちょっとしたきっかけに触れて、
涙になって出てきてしまう。
みんなのことが大好きだから、
あなたは、笑ったんだよね。
わたしは強いから。
何とかなるから大丈夫って、
笑ったんだよね。
あなたのやさしさは、
とても大きい。
みんなのことが大好きだから、
みんなのために、
あなたが笑っていたことを、
わたしは知ってる。
わたしはあなたのすべてが大好き。
わたしになんでも話してよ。
悲しいって言っていいよ。
寂しいって言っていいよ。
こわいって言っていいよ。
不安だって言っていいよ。
そのうえで、
わたしはあなたを抱きしめるよ。
あなたを守るよ。
そっと、やさしい傘をさすよ。
あなたは、ふわっと、生きたらいい。
ふわっとが、あなたにはよく似合います。
良かったね。
かわいい花で、いられるよ。
自由な風で、生きられるよ。
あなたは、
そういうふうに
生まれてきたのだから。
ふわふわと、
嬉しく、幸せに、生きていい。
おめでとう。