やるべきことは | 三河人大学生の一言

やるべきことは

 堀江氏のメール問題など、4点セットが完全に腰砕けになってしまった民主党。前原氏は自らの果たすべき役割は何か再考すべきだ。


 今回民主党はメール問題、耐震偽造問題といったスキャンダラスな問題で野党を批判する作戦をとった。これは万年野党であった社会党をほうふつとさせ、前原氏らしくないといわざるを得ない。


 前原氏は代表就任当初、対案路線と、改革で一致する部分では自民とも協力するという、2つのスタンスが国民の期待を集めた。それらはどこにいってしまったのか。


 前原民主が信頼を回復するためには、もう一度初心にもどる必要がある。幸いなことに、残りの会期には、国民投票法案や教育基本法改正、行革推進法など改革へ向け重要な課題が山積みである。自民案に単に反対するだけでなく、対案を提示し、議論を戦わせることで、国民の信頼を取り戻して欲しい。