なに、泣いてんだ?ブッサイクだな。。。
「おい!泣くな!」
聞こえるわけないか…
あ…
やっと見つけた。
こいつか…
選ぶ相手を見つけたとき、直感的にわかるものだとは言われていたが、こういうことか…
え~!本当にこいつ?
めんどくさそう!!よりによって泣き虫かよ。
精神弱そうだな。めんどくさい女が一番嫌いなのに…
本当はこいつじゃないかも?!ちょっと戻ってみよう(笑)
だめだ。。。羽が開かない。自由に操れるはずの羽が開かない。
あきらめるか…
俺だって男だ。
「だから、泣くな!涙は嫌いなんだよ。」
あ、聞こえないんだった。
あの手を使うか。
コールを発生させることくらいいつだってできる。
こいつのまわりにキラキラした光を発生させる。その光に包まれるはず!
ほら!
不思議そうに見てる。
でも、やっぱりこいつか。
なぜなら、この天使の光が見えるってことは…
今日からしばらくこいつの調査と観察におわれそうだな。
まずは名前。人間リストってのもあるんだけど、俺はいつも思ってる。ここから探してるバカな天使達を見て、本人観察してる方が早くね?まぁ、そのリストには簡単な生い立ち、性格ものってるんだけどな。俺は、暇だし、選んだ相手の世話っていや神様からの俺に対するお願いも減る。だから自分で調べることにした。1日あれば、名前と性格くらいはわかるだろ?
あ!泣き止んだ!
さすが俺!!そりゃ神様もお気に入り天使にするわけだよな。
え?何?突然こっちを見た。
あ!目が合った。
え?俺が見えるのか?
いや?姿は見えないはず。現さないようにしてるから。
おいおい、いきなり手を伸ばすなよ!びっくりしてよけちゃったじゃないか(笑)
振り返るとそこには、一人の男の子が立っていた。
つづく…