☆羞恥心☆
ご主人様に求められるのは嬉しい。
ご主人様の優しい言葉と温かい手はメリィに価値があることを教えてくれるから。
それが、たとえかぜ薬だったとしても。
今日は中学の同級生ゆうゆとプチ祝賀会。ゆうゆの婚約♡メリィとゆうゆは中学卒業以来会ってなくて1年前に再会…そこから毎月会って色々報告。この1年2人にはたくさんのことが起こっていた。色々な人との出会いや別れ、その度に報告し合って、一緒に温泉行ったり、だから、本当は韓国に連れて行ってあげたかったんだけど、それはなかなか難しいので、新大久保へ(笑)メリィの大好きな街へ!!自慢げに美味しいものを食べさせてあげられる!!
そんなとき、ご主人様から…
「めぇ!…ご主人様はもうだめです。」
「どしたの?」
「またまた体調をくずしました。きつい…」
そいえば、のどがありえないくらい痛いって言ってた!!
「だから、のど痛かったんだね。」
「それ!扁桃腺はれて、発熱…」
今日ってお休みだから病院やってないはず…
「めぇ!抗生物質ほしい!」
いやいや、抗生物質って処方箋ないと出してもらえないから!!
あ・・・・・
メリィのが残ってるかも。抗生物質って本当は処方されたら飲みきらなきゃいけないらしいけど、メリィは残すくせがある。
やっぱり…
あった!!(笑)
「ご主人様、今日新大久保行くから、薬もっていってあげる!」
「おい、あったの?抗生物質?」
「あったよ!しかもめぇが扁桃腺はれて病院行った時のやつ…」
「さすがじゃん!!」
「ねぇ、ゆうゆ、今日、一瞬だけご主人様のとこ寄っていい?具合悪いみたいだから、薬だけ届けたくて…」
「いいよ~!」
もちろん、ゆうゆはご主人様のこと、知ってるの。全部話してるから。
「見る?ふふふ。ガッツリオフご主人様(笑)」
「うん!!めっちゃレアバージョンね!!(笑)」
「とりあえず、ご飯食べよう!ご主人様寝てるから」
「オッケー」
美味しく食べて、幸せいっぱい!
あれ?ご主人様起きないのかな?連絡が来ない…
電話しちゃお!怒られたらどーしよ!なんて思うけど、するのがメリィ!
「・・・はい。」
「めぇだよ。寝てた?ごめんね。今から薬持ってく」
「うん。」
そして、お家到着!!
ゆうゆが突然、
「なんか、緊張する…」
「え?(笑)なんで?大丈夫だよ、一瞬だしね。」
あ、ご主人様!
すごい具合悪そう…
「大丈夫?」
「だめ。でも、熱は落ち着いたみたい」
ほんとだ。首を触ってみたら、少し熱いくらい…
「あ、これ、薬ね」
「恥ずかしいじゃん。」
「え?」
ゆうゆに気付いたのね(笑)
髪の毛アーティスティックにはねてるし、寝起きだし、王子様とはほど遠い。
でもゆうゆには見せたかったの。これがメリィのご主人様。このご主人様が大好きだから。
そう、メリィはいつも思ってるの。
もっと甘えてほしいって。ご主人様だってペットに甘えていいと思うんだよね。
すぐストレスを抱えてしまうご主人様を見て、同じように心が痛む。
誰も知らないメリィの能力。大切な人と同じ気持ちを感じ取ってしまう力。すぐご飯食べられなくなっちゃったり、傷ついた場所が痛くて痛くて泣きそうになったり…その力を使っている時は必ず頭が痛い。最近ずっと頭が痛い…
メリィがお酒を飲めない日なんてほとんどない…そんなメリィが具合悪すぎて飲めなかった。
ご主人様を大切と思っているから、感じ取ってしまうのかも…
「薬のんで、寝てね。」
「ありがとうな。」
しばらくしてご主人様から、メールがきた。
王子様の時の写真が2枚。
「ご主人様、これにしといて!」
よほど恥ずかしかったらしい。可愛いご主人様♡
その写真をみたゆうゆのひとこと、
「別人じゃん!!」
そう、メリィにしか見ることのできないご主人様だから!
まさにレアよ!!
あの髪型、アーティスティックというより、スーパーサイヤ人(笑)
メリィのご主人様はスーパーサイヤ人!!
つづく…