トランキライザー11 | ☆MeRRy world☆

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幸せになるために 人は取捨選択を繰り返す どうか どうか 間違えませんように

☆ホワイトバレンタイン☆


ご主人様へのバレンタインデーのプレゼント。

メリィが着てほしい洋服。

先生も言ってくれた。『きっと喜んでくれるよ!』って。



メリィ、こう見えても自信がないの。

本当は、こんなのいらないって思うかもしれない。でも、ご主人様の喜んだ顔を想像しただけでなんだかニヤニヤしちゃうの。


メリィが選ぶ服もだいぶご主人様らしいのを選べるようになってきた。褒められるかな?なんて調子にも乗る(笑)


ご主人様のお家を覚えた時も、ご主人様の親友の名前を覚えた時も、タバコの銘柄を覚えた時も必ず

「いいこだ!」

そう言ってくれた。でも、その100倍くらい怒られている気もするけどね(笑)



今日は2月13日。明日はバレンタインデー。でも、ご主人様は忙しいから、今日プレゼントを渡す約束なの。


「今日、お店行く前に持っていくね。」

「オッケー」


準備して、お家を出て、電車に乗って、はいメール!

『今、お家でて、電車乗ったよ』

返答なし。

これはですね、ペットの勘によりますと、寝ています(笑)
ペットの勘は常に当たる!ご主人様に出会ってから毎日鍛えられたこの勘!
ま、いっか。
おうちの前から電話しようっと。


電車の中でラブレターを書くメリィ…
う…揺れる…                                                                                  
そう、時間配分を間違えて、お家で書けなかったの。こんな話、ご主人様にバレたら、また『ばか
!』って言われちゃうからみんなも内緒にしておいてね。


ご主人様のお家は新大久保。駅からはちょっと歩くの。
ここは、誘惑の街。メリィの大好きな韓国のものがたくさんだから。だいたいご主人様のおうちに行く時はスーパーに寄り道(笑)だから、駅からお家までの時間が2倍くらいかかっているの。これも内緒だよ。料理好きのメリィにとっては、韓国の食材が簡単に手に入るこの街の住人のご主人様がどんなに羨ましいか…ね?!


急がなきゃ、仕事にも遅れちゃう…

あ、ご主人様のお家はね、ここの角を曲がるの!そろそろ電話しないと!


「・・・・・・。」


出ないよね。寝てるもんね。

もう一回だけ。

「・・・・・・。」

やっぱり(笑)



いいや、お店行こう!起きたら連絡くるし、きっと。
電話を2回したことに意義があるの。
1回だけだとご主人様はきっとこう言う。

「めぇ!寝てると思ったんならもっと電話しろ!」

でしょ?絶対そうだよね。でも、せっかく寝てるのを起こしたくないのもペットの愛情。だって、疲れてるの知ってるし、ご主人様は寝るのが大好きだから(笑)一回寝たらそう簡単には起きない!!


お店着いてしばらくしたらご主人様からメール

「めぇ、ごめん。寝てた」

「知ってる(笑)大丈夫だよ、いつでも渡せるし」


こんなやりとりよくあるなぁ(笑)
ご主人様のメール、『寝てた~』からはじまるの多い(笑)


そんなことを考えただけでニヤニヤしてる自分が気持ち悪い。いや、忠猫かな?ペットだから。
忠猫メリィ(笑)

12時を過ぎたらバレンタインなのに、意外と盛り上がってないな、この街。ありがたいけど。イチャイチャしてるの見るの、大嫌い!!蹴飛ばしたくなるから!!(笑)


なんて、考えてたら、

「めぇ!」

聞き覚えのある声、メリィの大好きな声、ご主人様だ!!

「どうしたの?」

「いや、バレンタインのプレゼントもらいにきた(笑)」

今日のご主人様は、王子様みたいな格好♡
な、わけはなく、寝起きの男の子(笑)メリィがいつも見てるご主人様。


「はい、これ~♡」

「おう、ありがと!」


「ちょっと遊ぼっか!」

ご主人様はたまにメリィと遊んでくれる。店員ごっことかね(笑)
これが意外と面白かったりする。
白い紙があれば落書きしたり…でもね、メリィが一番好きなのは、着せ替えごっこ!ご主人様に着てほしい服を着せたり、帽子をかぶせたり、これがね、すごい楽しい。ご主人様はスタイルもいいの!イケメンだしね。メリィの自慢だから!“ご主人様人形”があったら絶対ほしい(笑)


「ご主人様ぁ!みてみて!雪だよ!」

「ほんとだぁ~」

「ホワイトバレンタインだ!」

「なにそれ?」

「雪が降ってるから…」

「めぇが考えたの?」

「うん!」

「ばか!」

ご主人様といると笑ってばっかり。
真夜中のご主人様とペットのコミュニケーションは周りからみたらくだらないのかもしれない。本人達はいたってまじめにコミュニケーションしてるんだけどね。



「あ!!」

「どした?」

「12時過ぎたから14日になったよ~」

「ご主人様のバレンタイン、めぇが1番だね」



ご主人様を独り占めできるこの瞬間、周りに結界がはられたみたいに誰も入ってこれない。
不思議だよね。

何かの力が働いてるのかな?




つづく…