トランキライザー10 | ☆MeRRy world☆

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幸せになるために 人は取捨選択を繰り返す どうか どうか 間違えませんように

☆保育園の先生☆


『めぇを今日も一日お願いします。』



めぇには先生がいる。
俺は普段忙しくてなかなかめぇをかまってあげられない。
だから、めぇを預けたりするんだ。保育園に(笑)

めぇの店のそばに俺の知り合いがいる。
安心してめぇをお願いできるから(笑)
めぇに手を焼くかもしれないけど…


そいつがめぇに会いに行くときは、服屋が保育園に変身する。
どうやら、色んなことを学んでいるらしい。
俺に内緒の話もあるに違いない。

めぇのことだから、

「先生、これはご主人様には内緒ね!」

そういってる姿が目に浮かぶ。

でも、だいたいのことは筒抜けだぞ!!
連絡帳という名のメールが毎日届く。先生からね。


まったく(笑)

何を勉強しているかと思えば…
ホスト用語…

使い方を聞いては、服屋で実践(笑)
おい!!バカだろう。
めぇの最近の流行りらしい。ホストにホスト用語で接客。そのうちバカにしてると殴られたりするんじゃないかとご主人様はハラハラしたりもするけど、めぇのキャラなら許されるんだろうなとも思う。
実際に、めぇのところに会いにくるホストは少なくないみたいだ。この前なんて差し入れでドンペリもらってたし。どこの服屋の店員が差し入れでドンペリもらうんだよ!ま、俺のペットはやり手だな。そのうち俺にも『ご主人様、お土産~』なんてドンペリ持って帰ってくるんだろうな(笑)




「先生!メリィね、今年のバレンタインデーは誰にもあげないの!」

「ご主人様には?」

「あげない…だって、ご主人様、メリィがあげなくてもいっぱいもらえるもん。」

「でも、メリィのとは違うんじゃない?」

「ん~。メリィは高いものあげられないし…」

「お金じゃないよ。わかってるくせに。あげたいものないの?」

「洋服。メリィが着てほしいやつ。」

「じゃ、それにしたらいいじゃん。」

「でも、ご主人様の趣味じゃないもん…メリィの趣味押し付けるみたいになるし」

「喜んでくれると思うよ。」


めぇはすぐひねくれる。あまのじゃくなのかな?本当に誰にもあげない人は、わざわざ誰かに言ったりしないだろ?いや、本当に何もなかったら、ご主人様といえど、少なからず寂しい。
俺のことを知っている人からあげろと言われたいだけ。そして少しだけ背中を押してもらいたいのがめぇ。俺はたまに思う。めぇを甘やかし過ぎかな…なんて。でも、しょうがない。

そして、マネキンを俺に見立て、色んな服を試着させては、『これはホストすぎる』だの、『これは似合わない』だの、『先生はどう思う?』なんて3時間も先生を付き合わせたのを聞いたときは、心から申し訳ないと思った。めぇは、ひとつのことを考えるとそこに向かって突き進む。めぇのいいところでもあり、悪いところでもある。



『メリィちゃんのご主人様、
メリィちゃんがバレンタインのプレゼントを渡したら、喜んであげてくださいね。一生懸命、選びました。これからも、メリィちゃんの成長を一緒に見守りましょう。』

先生もまた、めぇを甘やかしてるひとり…


めぇは愛されてるな…ま、俺のペットなら当たり前だけど。



つづく…