折り返し地点を過ぎた今
切迫早産で
自宅にて絶対安静寝たきり命令
が
出て
三日目。
昨日は
相方が仕事休みで
消耗品やら食料品
を
買い出しに行ってくれた。
けど
今日は仕事。
いつもなら
あたしが先に起きて
御飯の準備をするのに
今日は
相方が
起きてすぐに
キッチンに立ち
あれどこ?これどこ?
と
言いながら
御飯を作ってくれた。
飲食店を構えて
6年目となる相方。
だが
出来れば料理はやりたくない。
そんな相方が
このマンションに引っ越してきて
初めてそのキッチンに立ち
料理してくれたのだ。
形がどうであれ
あたしが受けた喜びは
はかりしれず…。

最高に美味しかった。

普通なら
妊婦的には
せめて
一汁三菜
を
摂取しなければいけないのだが
あたしの大好きなもやしを買ってきてくれてて
まず使ってくれたところあたりが
愛情を感じずにはいられない。
あたしは
動いてはいけないもどかしさ
と
誰かにやってもらわなきゃならない自分
に
まいってるところもあるけど
それは違う。
あたしは
このお腹の子を守るため。
相方も
お腹の子を守るため。
心配する親も
お腹の子を守るため。
あと
お腹の子を守れるのはあたしだけ。
それも違った。
お腹の子はあたしだけじゃ守りきれない。
この子は
すでに
たくさんの人の愛情を
受けているのだ。
考えただけで
涙でます。
感謝です。

