ゆうがたひとり運転していたら

ORANGE RANGEのラヴ・パレードがながれた

いしきが2005年の秋にとんだ






あのころ

だんなとつきあっていたわたしは

いっしょにはたらいてそのままだんなの家にかえり

ゲームしたり映画みたり笑って

あさがくる頃ねむりにつく

おひるすぎにおきておうちにかえり

ゆうがたおしごとにいく

そんなまいにちをおくっていた






だんなとつきあいはじめたことだとか

ちょうなんがうまれたことだとか

他人がきいたら三門小説にもならない

おもいこみだろうとも

わたしにはなるべくしてそうなった

運命だとしかおもえず



しあわせだった



しんゆう達がうらやむほどの愛情をうけ



しあわせだった



そしてうまれたちょうなん

こんなにもかわいい存在

いとおしい

ひびかわりゆく姿のすべてがたからもの



しあわせだった



なぜ

いつから



「あの頃にもどりたい」

おもいかけてはっと我にかえる

「やっぱりいや」

だってそのあとのつらい数年を再体験なんて

ぜっっったいしたくなーーーい!!!笑



パートナーと不仲になったひとたちは

「タイムトリップできるなら

ぜったい結婚しない」というけれど

わたしはやっぱりだんなを選ぶだろう

あの愛情と運命にはあらがえないだろう

そしてやっぱりちょうなんと出逢うだろう






これでいいのだ