この動画は、
先週撮影したものです。
この日初めて、正座の「八重垣」を初めて稽古する高校生への
指導時の動画です。
ただ、指導の音声はプライバシーのこともあり都合上カットして
BGMにしています。
クリスマスとレッスンは全く無関係です。
居合道は、
武器を扱います。
武器はそもそもモノ(道具)ですが、
それを自分の身体の一部として
扱う事をレッスンでは作っていきます。
創るというのは、動きが主ではなくて
動きの前に、
とても大切にしないといけないものがあります。
それが「意識」です。
なんの意識なのかはレッスンを受けていただくしかないので
ここでは割愛させていただきます。
それはさておき、
現代において、居合の稽古をする意味は・・・?
刀の扱い方を習っても、使えないのでは。
そうですね、確かに日常で刀を使う事は100%ないと言えます。
刀を例えば、
茶碗に置き換えればどうでしょう。
刀を縫い針に置き換えてみたらいかがでしょうか。
刀をスマホにと考えたら
そうなんです。
刀は、自分の身体ではありません。
しかし
武術<=むすび>は
その自分じゃない物理的なものを自分化するというのが稽古の主旨です。
《JMMA》日本武術むすび協会公式ウェブサイト⇓
JMMAとは
日本武術むすび協会《Japan Musubi of Martial arts Association》ですが
実は、もう一つ
日本もしもしむすび協会《Japan Moshimoshi Musubi Association》でも
あります。
「もしもし」ってなんじゃそら!!
私の口癖です。
合気道、空手道、
学校で
塾で家庭教師で
書道カルチャーでいろいろな場面、会場で
いろいろな歳の生徒さんを教えてきました
35年間。
6割くらいの方は
自分に意識を向けて、指導している私の言葉が耳を通り抜けていく
聞いているようで、
自分に一生懸命になっています。
そんな人に向かって「もしもし!! 聞いていますか?」
と
問いかけている。
自分のことはほっといて、
こちらを向いてくださいよ。
っていう場面をきりとって「日本もしもしむすび協会」とつけています。
意識って自分に向ける場面
相手にむける場面
それぞれ大事であり
きちんと
使い分けることが肝心なんですよ。