先日、ヤフー知恵袋に仕事のためになる質問と答えがありましたのでご紹介します。

 

4月に研究室に配属された大学4回生です。ガスクロマトグラフィーの装置について教えていただきたいです。研究室のガスクロのバルブは3種類あり、エアー・窒素・水素とありますが、エアーの役割がわかりません。窒素のボンベを開いて、水素発生装置、エアーコンプレッサーを立ち上げた後に、それぞれのバルブを開いています。使用条件はキャピラリーカラム、キャリアガスは窒素、FID検出器のたぶん一般的な条件で使用しています。窒素はキャリアガス、水素はFIDに必要だとは認識しているのですが、エアーのバルブは何故開き、何の役割をしているのでしょうか。手元の資料やインターネットを検索してみても、理解できませんでした。どなたかご教示いただきますと幸いです。よろしくお願いします。

 

それに対する回答が

 

FIDには水素だけ流しても、思ったように燃焼しません。空気を一定の割合で流す必要があります。環境によって乾燥空気ボンベを導入することもあります。というかFIDの燃焼室には、何もしないとキャリアガスと水素しか来ないので、出口ガスが外気と触れるところまで来ないと燃焼しないことになります。FIDの燃焼室に空気を送り込む必要があります。

 

勉強させていただきました。弊社ではガスクロ装置に最適なエアーコンプレッサーを取り扱っております。必要な際にはご検討ください。

 

実験室や研究室に最適な低騒音コンプレッサー カプセルコン YCシリーズ

 

詳細はお問い合わせください。 info@iac-ne.co.jp