今日はタイトルにもある通り、大好きな傘村トータさんについて語っていこうかな。

初めて名前を聞く人もいるだろうから書いておくと

(何年生まれか忘れたけど…💦)4月20日生まれの
初音ミクやIAなどのVOCALOIDを使って曲を作るボカロPなのだ。

傘村トータさんの特に有名なボカロ曲といえば、TikTokでも流行ったことのある「贖罪(しょくざい)」や「大切な人たちへ」などがある。

私も初めて聴いたボカロ曲は花譜ちゃんが歌っていたような気がするが、「贖罪」だったと思う。

傘村トータさんについては色々なボカロ曲があるがどれも心に刺さるものばかりで、特に今悩み事があったり、生きていて辛い人や、苦しい人に本当に聴いて欲しい。

私のおすすめをいくつかあげてみると

1つ目は年齢シリーズだ。
「15歳の主張」「18歳の責任」「22歳の反抗」の3つがある。

私は今15歳で、もう少しで16歳になる。

私は14歳の時に傘村トータさんに出会い、15歳になってこの曲を聴くとどういう風に感じるのかがとても楽しみだった。
そして15歳になってからは何度も聴いていた。

歌詞の一つひとつが本当に刺さる。

この曲は自分なりの解釈だと、歌詞からも取れるように親への反抗心を向けた心の歌であると思っている。

15歳という、私にとっては子供だけれど、大人にも近い、よく分からない年齢。
私の場合「大人になりたくない」とよく思ったり、中学校生活が上手くいかず辛かった年齢でもあった。

そんな時にこの歌はすごく心に刺さった。
苦しい胸の内を吹き飛ばしてくれるような、爽やかさと心の内があると思った。

18歳の責任と22歳の反抗については、18歳、22歳になってから聴きたいという想いが強く、1回聴いたことがあるかどうかくらいなので書かないでおく。

けれど、きっと18歳と22歳のあなたを救ってくれるであろう歌だと思う。

2つ目は「僕が夢を捨てて大人になるまで」と「僕は夢を持ったままの子どもでいるだけ」だ。

「僕が夢を捨てて大人になるまで」はサムネのミクの絵から見てもわかるようにミクがとても苦しそうに歌っている。

だが、「僕は夢を持ったままの子どもでいるだけ」では前曲と較べて少し大人になったような風貌のミクが清々しそうに、気持ち良さそうに歌っている。

また「僕が夢を捨てて大人になるまで」の歌詞で「大人になるからって捨てた夢はいつかまた拾えますか」

という問いかけに対して

「僕は夢を持ったままの子どもでいるだけ」では
「夢は捨てなくても大人になれる」

という答えを返している。

これは私なりに解釈すると
「僕が夢を捨てて大人になるまで」で辛いことや悲しいことがあり、自暴自棄になりかけていたミクが「僕は夢を持ったままの子どもでいるだけ」までにリンやレン、ルカなどVOCALOIDの仲間に出会ったからなのではないかと思っている。

こちらの2曲も歌詞がリンクするところがあり、とても心に響く。

是非聴いてみてほしい。

3つ目は「リリィシリーズ」だ
この曲は
「明けない夜のリリィ」「あなたの夜が明けるまで」「おはよう、僕の歌姫」「おはよう、僕の歌姫-Happy End Ver.-」がある。

※「おはよう、僕の歌姫-Happy End Ver.-」はCDに収録されています。

「明けない夜のリリィ」では「リリィ」に向けて「あなた」(Fukase)が歌っている。

「あなたの夜が明けるまで」では「あなた」(Fukase)に向けて「リリィ」(IA)が歌っている。

この2曲は全体的に見ても歌詞が同じ部分があったりする。

言わば、「あなた」視点と「リリィ」視点というわけだ。

また、この2曲もよくTikTokで使われているので聴いたことがある人も多いと思う。
そのような人にもぜひ、全部聴いて欲しい。

そして「明けない夜のリリィ」「あなたの夜が明けるまで」を合わせた曲が「願わくば彼らに夜明けを」だ。


「明けない夜のリリィ」「あなたの夜が明けるまで」「おはよう、僕の歌姫」「ひみつ」を合わせた曲が「彼らの夜が明けるまで」だ。

「明けない夜のリリィ」と「あなたの夜が明けるまで」は2人が同じ場面で見たそれぞれの視点での歌で

「明けない夜のリリィ」「あなたの夜が明けるまで」でお互い色々な気持ちを持っていた2人の夜が明け、再会する曲が「おはよう、僕の歌姫」なのだ。

「おはよう、僕の歌姫」では残念なことに「あなた」(Fukase)が「リリィ」(IA)のことを忘れてしまいながらも頑張って覚えようとしている描写が見られる。

だが、CDに収録されている「おはよう、僕の歌姫-Happy End Ver.-」では思い出すことができ、曲名にもある通りHappy Endとなって終わるのだ。

傘村トータさんの曲の中ではよく、物語性があるのだが、その中でも1番というくらいの物語性のある曲だ。

「明けない夜のリリィ」と「あなたの夜が明けるまで」はお互いがその時思っていたことを知れて、悲しいけれど2人の愛が見れて、「おはよう、僕の歌姫」「おはよう、僕の歌姫-Happy End Ver.-」で結末が知れて、聴き終わった後には1冊の絵本や小説を見終わったような気分になる。

そのくらいストーリー性があり、美しくも儚いとても素敵な曲だ。

この曲もぜひ聴いて欲しい。

とまぁ、こんな感じで私の特におすすめの曲紹介は終わろうと思う。

書ききれないほど、傘村トータさんの作る曲はいい曲ばかりなので聴いてみて欲しい。

また今日の夜には可不が歌う「ちゃんとあるよ」という新曲が投稿されるのでとても楽しみだ。

曲名から察するに、「ちゃんとあるよ」というのはVOCALOIDと同じような立場、(言い方が酷いが)生身のない可不が「自分にだって身体がちゃんとあるよ」と言っているような曲なのかなぁと曲名を見た時からと思っている。

今回も素敵な曲なんだろうなと楽しみでいっぱい。💭

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