同級生の人生もいろいろや。芸術方面に行ったのもたくさんおる。けど、有名なわけでもない。で、彼らがどうやって食ってるかというと、同窓会とか使って卒業生に個展やリサイタルの券を買わせとる。それもビジネスと言えばビジネスやが、ちゃんとした経済ではないな。なぜならお金が一方通行やからや。オレも協力はしてやっとるが、その感覚は経済ではなく援助やな。

 

自分の好きなことして社会に出たが人生設計は甘かったのかな。

 

オレは需要があって同業と競争をして設計して納めて収入を得とる。いろんな規格的制約やコストみたいな外的なものと常に闘っとる。人に自慢できる仕事をしとるがな。自分の好きなことやってきた芸術家の彼らがオレの仕事をしたらノイローゼになるかな。

 

オレが彼らに援助するのは彼らの人生を自分への教科書にするためや。他の連中はバカみたいに彼らの才能を称えるが、オレはああはならん。

 

彼らは学校卒業生から金を巻き上げて割合いい生活しとる。そういう意味ではかしこいな。お見事やで。