
この人事部門の4つの役割はご存知の方も多いと思いますが、トランスフォーメーションを実現できている人事部門は果たしてどれだけあるでしょうか?
多くの企業人事の現場では、コンセプトはわかるが実現は難しい。。。というケースがほとんどだと思います。
では、なぜトランスフォーメーションできないのでしょうか?
同じくウルリッチ教授が2012年に発表した「2012 Human Resource Competency Study」(http://hrcs.rbl.net/)によると、人事部門の4つの役割を実行するために求められる人事プロフェッショナルに必要な能力として、6つのコンピテンシー、「人事の戦略者(Strategic Positioner)」、「信頼される実践者(Credible Activist)」、「組織力の構築者(Capability Builder)」、「チェンジチャンピオン(Change Champion)」、「HRのイノベーター/インテグレーター(HR Innovator and Integrator)」、「テクノロジーの提案者(Technology Proponent)」が提起されています。

Human Resource Competency Model(http://hrcs.rbl.net/)
トランスフォーメーションが難しいのは、制度の運用や給与計算といった日々止められない業務がある上に、人事部門の限られた人数でこの6つのコンピテンシーを満たすこと自体が難しいから、ではないでしょうか。
i6 consulting groupでは、こうした人事部門の現状を踏まえて社外からトランスフォーメーションを後押しできるよう、人事領域に特化して6つのコンピテンシーを磨き、ソリューションを構築・ご提供しています。
中でも最近注力しているのが、「テクノロジーの提案者(Technology Proponent)」としてのコンピテンシーです。
特に日本の人事領域では新しいテクノロジーが少なく、未だに人事プロフェッショナルの手作業に頼らざるを得ない業務が多いのが現状です。
こうした状況を少しでも改善できるよう、i6 consulting group内でも様々な取り組みをはじめています。
一つは、次週にはアメリカのラスベガスで行われる世界最先端の人事のテクノロジーに触れられるコンベンション、
「HR Technology® Conference」(http://www.hrtechconference.com/)への参加です。
特にタレントマネジメントやソーシャルメディアの活用などについて、先進事例を仕入れると共に、日本でも使えるものは是非トライアルをしていきたいと考えています。
もう一つは、i6 consulting group北九州オフィスで海外から持ってきたテクノロジーを実際に使う実験です。まずは、今月から年末調整など人事で発生する紙業務の効率化にフォーカスした取り組みをはじめています。
次回は上記2点のレポートを含め、6つのコンピテンシーのうち「テクノロジーの提案者(Technology Proponent)」に関する情報をご提供したいと思います。
i6 Consulting Group HRアウトソーシングソリューション責任者
石元 雄人