今日はこんな事が有りました。
道路上に杖を突いて横断歩道を渡り始めた足腰の弱ったご老人が道路上真ん中で立ち止まって渡り切れずにいます。
バスの中から見ていた私。
歩道を超えてハザードランプを点滅させた軽ワンボックスカーから中年女性が即座に降りて来て、ご老人を支えながら渡り切ろうと歩道まで手助けしました。
私もバスを降りて手伝おう思案しましたが、時間に追われちゅうちしてしまいました。
無事ご老人と女性は渡り切り女性はワンボックスカーに戻り何事もなく去って行きました。
バスは信号待ちのまま停車中で、ご老人はバス停まで辿り着きました。
私が手伝っていたら此のバスに乗車出来たでしょう。
運転手さん、乗客の皆さんもそんな気持ちに成った筈です。
何が言いたいかと云うと。
緊急事態が起きたとき、ちゅうちょする時間は無い。
と云う事です。
どうしようかと迷う時間は無いのです。
やるか、やらないか。
やるかは普段から其れなりの行動が出来ている人といない人には、差が出ます。
無意識の行動こそが人を助けられるし、自分も護れる。
地震、津波、豪雨災害。
普段から模擬避難をしていれば咄嗟の行動に結び付く。
頭で地震が起きたら、火事に成ったらこうしようと意識していても、普段の行動の中に避難行動が無ければちゅうちょしたり、考え込んでしまう。
そんなゆとりはないのだ。
地震が起きれば家屋が崩落したり、閉じ込められたり、火事に成ったらあたふたしてる間に燃え広がります。
あなたはどう行動出来ますか?