此のテーマもクリニックが2日の連休になる時、必ずと云って良い程挙げられるテーマ。

普段と違う過ごし方と世の中がわさわさする時期だからである。

クリニックの仲間の半数は毎日週6で通院していて、8時から18時までいる。

此の人たちはスリップもほとんどしない。
しかし、昼頃来る仲間はミーティングに参加しない為、学びが無い。 

昼食、午後の卓球、ゲートボール、映画鑑賞、俳句、塗り絵などのプログラム参加に夕食と今日の振り返りをして一日を終わる。

クリニックに来ている理由は、様々で依存症回復を本気で治療しようとする人と通院してアルコールを呑まない生活で回復しようとする人。

アルコールやギャンブルは喫煙者も多い。

スタッフも禁煙を推奨している。
よく云われるのが身体に悪影響だから癌や合併症に成りやすいので禁煙を推奨する。

此れも大事な要素ですが、
喫煙が何故、悪影響を及ぼすのかと云うとアルコール、ギャンブルに紐づいていて喫煙イコールアルコール或いはギャンブルを思いだす。

喫煙は一種のアルコール、ギャンブルからの逃避なんです。

アルコールをギャンブルをしない為にタバコで紛らわす。

タバコは気を紛らわす効果や気分を落ち着かせる効果が、有るように思い込む。

また、コミュニティツールにもなる。

飲み会に似ている。

依存症回復の最初にすべきことは、依存症時の生活、社会習慣と違う過ごし方すること。

呑み仲間や繁華街とパチンコ店といったアルコール、ギャンブルを想像してしまいがちな場所を避けることと云われてます。

タバコもそれに入るのだか、クリニックに長い時間過ごそうとすると、喫煙欲求は頻繁に起こる。

禁煙が出来る長期に成ればなるほど、気持ちも楽にはなる。
更に自信も付く。

此れを自ら見出す為にミーティングがあります。

再三再四、喫煙は回復の大きな妨げと話しても、ミーティングが終れば直に喫煙所に行く仲間が何と多いか!

また、抗酒剤を飲んでいるからアルコールを呑みたいと思わないと云う人もいる。

抗酒剤も耐性が出来るし、長期服用は悪影響を及ぼす。

喫煙も抗酒剤も他力本願だと云えます。