私の場合は
『もしも、クリニックに来ていなかったら ?』

が私自身が精神科を探していました。

心が病んでいると感じていて、一度目の刑務所生活を経て『2度と犯罪に手を染めないぞ!!』

と固く決心したのに、生活が上手く行かないとか、つまらないとか、やっぱり自分の意志が如何にもろいかを実践して仕舞いました。

逮捕され起訴され、検察側の都合により留置所、拘置所にも拘束されず当時の生活保護施設グループホームの様な一軒家に寮長が、身元引受人となり社会に留まれていたので、自ら精神科を探し国立精神 ・神経研究センターに繋がり鑑定して頂き或る有名なクリニックに通えることになり1年間通院出来ました。
薬物、ギャンブル、アルコール、クレプトマニア、など
精神疾患患者が数百名通うクリニック。

治療のプログラムは豊富で、ミーティングの他、多彩てお祭り、運動会、スポーツなど沢山あり、
専門の薬物治療やアディクション、アルコールに特化したプログラムがあり、専門分野のスタッフが週1でプログラムがあり時よりメディアに紹介されてる人のプログラムでした。

色々と云われることも有りましたが、厳しい反面治療に向き合う姿勢は有り難いクリニックでした。

そんな訳で1年たち判決が降り九州地方の刑務所に収監され、一年二月務めました。

そして、生活保護申請とクリニックで知り合えた人から仕事の紹介してもらえて雇われました。

其れを踏まえてケースワーカーさんと一緒にクリニックに面接を受けたのですが、面接官衙理事長で仕事は禁止されて仕舞い私は仕事は絶対にしたいので、現在のクリニックに通院する事になりました。

かれこれ十年目になりました。

数年前から回復していると自負はしています。
しかし、過信は大敵、禁物です。

過信が依存症の最大の危険なのです。
其れを自ら経験したからこそ、継続が必要なんです。

言葉を変えるなら

習慣。

意識しながら止めると云う意志でいると、無意識な反応に対処出来ない。

大丈夫と云う自信は大事ですが、自信が有るから大丈夫と云う過信は危険なんです。

ですから、自信を積み上げながら

『もう! 止め続けてきて数年立つから大丈夫』と云う自信が過信となりスリップに繋がり、スリップを繰り返して仕舞いかねない。

だから、予防対策として依存症の仲間たちとつながら棚卸しをする。

依存症は一生もの。

回復は進むが、
完治は出来ない。

自分では大丈夫と思えても、
怪我をしたりします。

依存症も同じ。

一生付き合っていくのですから、
毎日が生きづらい、苦しいくては長続きしません。

ですから、楽しいことは率先して行ないます。
依存症回復の為に生きるのではなく、楽しい毎日を送る為に依存症の回復に取り組むのです。

無理なく頑張って行きましょう。