1月10日(火曜日) 有名メーカーの鮎竿高騰について思う事 | 高知の鮎友釣り

高知の鮎友釣り

放流情報や釣行の結果を正確に伝える事をモットウとしております。

独断と偏見です。

 私はリフレッシュを兼ね、友釣りをこよなく愛し「高かろう良かろう」ではなく「良い物を安く」をもっとうに、ちょっとだけ贅沢な竿や道具を揃え使い愉しんでいます。

2023年のカタログではダイワ、がまかつの鮎竿は50万円台の竿が発売されるようになりました。私には趣味の世界を超えて到底手が出ません。

 

回顧

1993年にDaiwa銀影競技T-1 SPECIAL中硬硬10mに初めて出会い、竿の感度に感激し1995年に予備竿としてDaiwaVS銀影競技T プロ中硬硬10mを入手。当時の従来の鮎竿の値段はグラスファイバーからカーボンに材質に切り替わった頃で5万円前後で感度も悪く掛かっても走られて分かる状態で、この銀影競技は当時の値段で20数万で当時としては一般竿の4倍ほどでしたが感度に感動し価格に納得しました。2003年にDaiwa銀影競技SPECIAL A90SZをネットで32万で購入、ここまでダイワ竿オンリーだったのですが、この数年後から鮎竿の値段に疑問を持ち始めネットサーフィンをしていたら2010年にフナヤ(以後F社)という福井県の釣具屋に辿り着きました。そこで鮎竿の原材料が炭素繊維で製造会社も東レ、三菱、東邦が主で材質が60㌧~80㌧と数値が高いほど好感度・高反発力・軽さを兼ね備えている事、このハイグレードな超高弾性カーボンシートを使う事によって高額になること等を学ぶ。

 

提起

F社のように超高弾性カーボンシートの炭素繊維の使用素材の数値を明記し販売している会社と、有名メーカーは同等の超高弾性カーボンシートを使用しても素材の数値の代わりにメーカー造語で表示し製造上の社外秘を盾に原材料費+開発費+営業費+販売費+宣伝費等々の多くの付加価値を付け加え、本来の竿の価格をベールに包んで高額設定した事によって違いが価格差となって現れてきていのように感じる。多くの付加価値が付け加えられた事により益々高額になってきて鮎釣り人口の増加を妨げる一因になっている。値段の差が倍以上違うと友釣りを愉しむエンドユーザーにとっては負担が大きく、必然的に同等の感度・軽さを持ち合わせ安価な物は無いかと探しすのが自然で私はラッキーな事に2010年にF社に辿り着きました。

 

鮎竿の製造販売は有名メーカーだけではなく、個性ある竿を多くの会社が超高弾性カーボンシートをふんだんに使い安価で製造販売されています。参考ですがフナヤサンテック竿屋sサムザックマルエイ等々、多数の会社がありネット環境が整ってきた昨今、一度ネットサーフィンして自分に合った竿を見つけてはいかがでしょうか。きっと良い竿が見つかるはずです。なお、店によっては竿の修理もできるようなので、竿の破損時の修理でパーツの差替えは高価な竿ほど修理金額が比例して高くなるので差替えより修理の方が安く上がるので一考です。パーツの生産を終了した愛着のある古竿も修理できるので参考にして下さい。

 

私の最初の一歩はF社が使用素材数を表示してくれていたお陰で1本目の購入時はある程度、感度は予想できで安心して注文できました。自分が必要な竿を1本だけ注文、使用し自分の求める物と合致すれば、次に必要な竿を購入しました。今ではF社製の早瀬~超超硬の6本の竿を使ってます。