身長は185くらいで、濃いブラウンの髪、鼻とか頬とかいっぱいに茶色?ベージュ?の斑点みたいなのがある。
コレはいったいなんや?
アザでもなさそうやし。
ブツブツでもないし・・・。
別に痒そうでもないしな・・・。
アレコレと考えてみたがわからん。
あるとき、誰だったかと話している時に、Uのバディの話になった。
Uのバディの顔を知らない仲間に、誰だったかが外見で説明していた。
『ほら、焦げ茶の髪で顔にソバカスがいっぱいある人。』
ああ! そっか、ソバカスか!!
いやいや、ソバカスは聞いたことある。
いくら『すりガラス』『くもりガラス』を知らんかった僕でもソバカスは聞いたことある!
でも、16年間多分1度も見たことなかった。
そうやったんか、ソバカスやったんか。
ソバカスってあんな顔の半分を占めるほどできるんか。
うんうん、なるほどなぁと、納得してる僕。
Uのバディは知的な感じの男子。
静かな落ち着いた話し方をする。
Uのホストファミリーのお父さんや妹たちはどんな人たちかわからない。
初日のディナーはまさかの『うどん』だったU。
それ以降はラム肉だったり、バーベキューなど僕らとほぼ同じ。
大きく違うのは朝食。
トーストだけでなくスクランブルエッグをいつも用意してくれていた。
そして牛乳。
Uはお土産を初日の夜に渡した。
僕が渡したお土産は、僕も考えたものもあるが、基本親が考えた。
お金を出したのも親。
他の語学研修仲間も同じ。
高校生なんだからそれでいいと思う。
でも、実際にお土産を渡すときは?
僕は『僕』からの『プレゼント』として渡した。
初対面での『笑顔での挨拶』は超人見知りの僕は毎日、風呂や洗面所で家族に絶対に見られない場所で練習していた。
両親は僕が日々『笑顔で挨拶』特訓をしてるなんて知らなかったし、今でも知らない。
絶対に言う気ないし。
お土産を渡すとき、なんて言って渡すかはイメトレしてなかった。
もちろん、タイミングの心配はしていた。
そして、お土産を部屋に取りに行き渡すときなって初めて『あ! プレゼント? プレゼントでいいかな?』って思った。
もう、口は勝手に
『皆さんに会えるのを楽しみにしていました。皆さんにプレゼントです。 』
と、言っていた。
ホストファミリーも高1の僕が全て1人で用意したと思ってなかったと思う。
色によって違う香りがするペンの説明などで、皆で楽しむことができた。
他の仲間もお土産でいろいろ話せたと言っていた。
Nに至っては忍者ごっこなどで遊べたし。
Uに聞くと、
『渡したよ。 』
僕「なに渡したん?」
『いろいろ』
うん、そやろな。
その、いろいろが何かを聞いたんやけどね・・・。
あまり、入って来られるのがイヤなんやろな。
もうそれ以上聞くのをやめた。
他の仲間が別のときにUに聞いたと教えてくれたが、Uはお土産を渡すとホストファミリーが包を開ける前に部屋に戻ったらしい。
『あいつアホやろ!何考えてるねん!態度悪すぎるやろ!』
皆が口々に言っている。
ブログでいい人ぶるつもりはない。
だって、僕の顔も知らない人たちに対していい人ぶっても何のメリットもないから。
罵るのは『違うやろ?』と思った。
皆は人見知りでないから、わからんのやろ。
Uは恥ずかしかったのでは?
受け取ってくれたときUが恥ずかしくなるくらい、ホストファミリーは喜んでくれたのでは?
Uは開けてお礼を言われるのが恥ずかしくてその場にいられなかったのでは?
いつも怒ったような顔をしているUが目に浮かぶ。
Uに確認していない。
だから本当の理由はわからない。
恥ずかしかったのか、他の理由があったのか。
まあ、もし恥ずかしかったとしても、渡すだけ渡して挨拶もせず部屋に篭ってはいけない。
高1のすることではない。
こうやってUは、初日から少しずつホストファミリーとの間の溝を広げて行ったのだと思う。
短慮な僕の勘ですよ!
読んでわかってはると思いますが、当時高1で今は高3で精神年齢は小学生ですから。
『そら違うやろ。』と思いはっても『うぬぅー!』と唸って我慢してください。
オーストラリアにホームスティに行きはるお子さんのお母さん?からメッセージ頂くこと多い?んです。
皆さん、お土産悩んでおられるようです。
女子から聞いたお土産を今度書こうかと思っています。(たぶん)
続く