ホストファミリーさよならの朝③ | オーストラリアでホームステイ 高1男子の2週間だけのハッピー体験記

オーストラリアでホームステイ 高1男子の2週間だけのハッピー体験記

夏休みにホームステイでオーストラリア シドニーへ行ってきました。 言葉、会話、ホストファミリー 、スクールバディ 、学校、ホストファミリーへのお土産、行くまでのこと、食事など書いていきます。

さて、何をしよう?

まだ6時にもならない・・・。



リビングでない部屋はWi-Fi入ってないのでスマホは使えない。


本を読むにも 持ってきたのは、語学研修仲間のAさんに貸している。


Aさんのホストファミリーは夕食後すぐに皆が各部屋に行ってしまい、食後の団らんでの コミュニケーションが取れず、時間潰しに本を貸してと言われた。


学校の夏休みの課題も持ってきていない。


日記代わりのメモ書きの朝昼夕の食事メニューや天気、何をしたか、どこに行ったか、どんな会話をしたかを、こと細かに書きなぐっているのをボンヤリ眺める。


そうやねん、僕は活字中毒みたいで何かしら読みたくなる。

例えばカゴメソースや、ラムネ菓子の原材料名を読んだりもする。

ふーん、このメーカーはこんなのを入れてるんやな。

って思ったりしている。


何かを読みたい!!


この部屋にも少しだけ本がある。


僕は、原書ではハリーポッターの2冊しか読んでいない。


まあ、三匹の子ブタとか児童書の英語版は結構読んでいるが・・・。


ハリーポッターは和訳本より原書で読んだほうが面白いと聞き、中学生のとき原書で読んでみたが好みのストーリーではなかったので2冊でやめてしまった。


ここはオーストラリアだから本はもちろん英語版だ。

わずか1時間ほどの時間潰しに原書で読むのはなんだかな・・・。



うーん、どうしようか?


腕立てしよか?

しかし、咬まれた指が痛み出したらイヤやし・・・。



意味もなく、部屋の中をウロウロ歩き回る、落ち着きのない僕。


そうこうしてる内に6時半になった。


リビングで誰かが起きている気配を感じる。


リビングに行ってもいいかなぁ・・・。


男子ばかりやったら行くけど、お母さんや小学生とはいえ女の子だしなぁ。



わざと、足音を立ててリビングに向かった。


リビングに入ると二女ちゃんが起きてきていた。

末っ子ちゃんの友だち1人も起きていた。


「おはよう」と挨拶を交わし、リビングを眺めると・・・


末っ子ちゃんと、もう1人のすごい寝相!



昨夜眠ったときと全く違う位置で、毛布を体に変な巻き付けかたをして寝ている。


お父さんは唸り声をあげて寝ている。

お母さんも寝ている。




ここはやっぱり部屋に戻っておくべきか?



                      ④に続く