調理実習でミートパイを作る ダンダンダン | オーストラリアでホームステイ 高1男子の2週間だけのハッピー体験記

オーストラリアでホームステイ 高1男子の2週間だけのハッピー体験記

夏休みにホームステイでオーストラリア シドニーへ行ってきました。 言葉、会話、ホストファミリー 、スクールバディ 、学校、ホストファミリーへのお土産、行くまでのこと、食事など書いていきます。


「僕は料理作るのが苦手です。  パイも作ったことないです。」


僕の語学力もたいがいで人のこと言えないが、Nの語学力は僕よりかなり低い。



Aクンは聞き取ってくれただろうか?




『包丁で切るしぐさ

苦手だから指を切ってしまい痛がってるしぐさ

パイを持っているらしき様子でコレは何?って表情

食べて喜んでいる表情』

コレをしながら英語で言った。


パイを初めて作るを、初めて食べるみたいになってるで・・・。


果たしてAクンに通じたか?

じっと見ていたAクン
「料理が苦手なんだね?」

パイの方には触れなかった。



僕はミートソースの入ったパイが好きなんだけど、トマトの缶詰が見当たらない・・・。

ってことは、ミートソースを作らないってことか・・・。

ミートソースを作るの好きやねんけどなぁ。




シドニーの家庭科?の女の先生が指導にやってきた。

身長は165センチくらい。
Aクンを更に太くしたような先生。


ミートパイを作るグループは4つだったか5つだったか覚えていない。


まず、エプロンをする。

後ろで結ばず被るタイプのエプロンを貸してくれた。


そして、仲良く手洗いをする。
僕は左手の指をケガしてるので、先生が用意してくれたビニール手袋をつけた。


まず、玉ねぎのみじん切りやな!

包丁は?
と、目に入ったのは、

めっちゃ小さなキッチンナイフ!!!



使いにくそう!
三人が並んで玉ねぎを切る。


Aクンのみじん切り・・・
玉ねぎを二つに切って、半分にした玉ねぎをダンダン!ダンダン!とひたすらカットし続けている。

強烈やな・・・。


Nが
「中学で習ったみじん切りと違うよな。」
と日本語で言ってきた。

Aクン
「なになに?」

日本語で会話はよくないよな。
「スピーク イングリッシュ」
とだけ言った。

「イヤァ(うん)」
いやいや、お前が言ったら日本語のイヤに聞こえる・・・。



Nのみじん切りは半分に切った玉ねぎにちゃんと切り目を入れていた。

二箇所ほどの切り目。

そして、そのままカットしていく。

ゴツイみじん切りになっていた。
納得がいかなかったらしく
「ホワイ? (なぜ?)」

そして、Aクンと共にダンダンダンダン!!


僕もカットした。
半分玉ねぎに出来るだけ細かく切り目を入れて、今度は横から切り込みを入れてカットする。
細かいみじん切りになった。

あとは切り込みを入れず残っていた部分を
みじん切りするだけ。
包丁の先をまな板につけたままカットすると早くキレイにみじん切りできる。

音も静かやし。



二人のダンダンを横目で見ながら周りを見ると別のパイ班もダンダンしていた。




それにしてもAクンのダンダンは実に楽しそう。


歌を歌いながらダンダンしている。
お尻をフリながら。


NもAクンの歌う軽快なリズムに乗ってダンダンし始めた。

もう、みじん切りは進まない。

ダンダンしてるが玉ねぎカットでなく、まな板叩き。