小学校のときの調理実習 | オーストラリアでホームステイ 高1男子の2週間だけのハッピー体験記

オーストラリアでホームステイ 高1男子の2週間だけのハッピー体験記

夏休みにホームステイでオーストラリア シドニーへ行ってきました。 言葉、会話、ホストファミリー 、スクールバディ 、学校、ホストファミリーへのお土産、行くまでのこと、食事など書いていきます。

期末テスト真っ最中です。
古典がどうにも苦手です・・・。
現実逃避で、


シドニーでの調理実習についての前に、小学生の時の調理実習の思い出を書きます。

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小学校 中学校と家庭科の授業の中で調理実習が一番好きだった。


小学校での初めての調理実習は卵焼きと味噌汁だった。



3時間目4時間目の2時間分の授業を使って作るのは、これだけかい??
って思った記憶がある。


そして、いざ調理実習を始めてみると・・・
クラスメイトの
手際の悪いこと!
包丁の使い方のコワいこと!
まあ、下手ってもんちゃう!!
僕一人でやったらどんだけ早く終わるやろ?って思ったけど黙ってた。


僕は幼稚園の頃から少しずつ母親から料理を教えてもらってたからか卵焼きとか味噌汁やったら楽勝やった。



班の女子が卵を割る係やったけど、力入れ過ぎて調理台でグチャグチャに割ってしまった。

限られた卵やったから手で調理台から寄せてボールにグチャグチャ卵を入れた。

細かい殻も入っている・・・。



僕は味噌汁の出汁取りと味噌を入れる係やったけど、卵割りと卵まぜ係に代わり割った。



班のメンバーからだけでなく皆から尊敬されちょっといい気分だった。


しかし、あっという間に僕の役目は終えてしまった。

別の女子がその卵を焼く。
卵焼きだ。

油が多すぎる・・・。
一度に入れる卵の量が多すぎる・・・。
フライ返し使ってるのに よう巻かん・・・。
火傷すんなよ!

ハラハラしながら見ていた。

やはり同じ班の違う女子は豆腐をまな板の上に出していた。

思わず
「まな板に豆腐置いてどうするん?」

「切るねんやん!」

「豆腐は手のひらに乗っけてチョイチョイってカットしたらそのまま鍋に入れられるのに・・・」

「先生がそうするって言ってたやん!」

そやっけ?
まあ、豆腐と一緒に手のひらまで切ったら大変やからな・・・。

まな板の上の豆腐はキレイにカットされ・・・
まな板ごと鍋のとこに持って行けばいいのに、止める間もなく両手で掬ったため豆腐はグチャグチャに潰れてしまった・・・。

合掌・・・。



玉ねぎ切るヤツは
「指ごと切るなよ!」
って言いたくなるほどの技術ですっごいデブのカット玉ねぎが誕生した。

第1弾の卵焼きが完成!
箸だけでももっとキレイに作れるでって作品やけど初めて作ったにしたらこんなもんやろ。

第2弾卵焼き係の男子。
しかし、こいつも有り得へんくらい下手やった・・・。

フライ返しを握りしめ、よう卵を巻かん男子の横から箸で補助してやる。

大騒ぎの末、なんとか卵焼きらしき作品ができた。

焼き目が木の年輪みたいになっている。

皆で『年輪エッグ』と名付けた。



ちなみに班での卵割る係などはジャンケンで勝った者から好きな係を選ぶ。

僕は一回負けで、選ぶ権利はなかった。





僕の大奮闘は先生も見ていてくれはったようで、めっちゃ誉められた。

「上手だね。 補助も完璧だったよ!」


なのに、家庭科の成績は良くない僕。

理由は調理実習以外は刺繍もカバン作りも最悪の仕上がりだったから。


刺繍はなぜか生地の裏側の刺繍糸が長くダラーって出ている。
何本も何本もの刺繍糸が1センチから長いと5センチ以上もある。

カラフルなツララみたい。

カバンに至っては取っ手部分を裏側に付けなアカンのに、表に付けてしまった。

先生にやり直すように言われ、ミシン目を解いていたら、生地まで破ってしまった。


破った部分を手縫いしたら生地がつりまくるし、その割には破れたとこは塞がってないし悲惨な状態になっていた。


友だちは家に持って帰ってお母さんに手伝ってもらっていたので、キレイに仕上がっていた。

母もそのことを知っていたが、成績が悪くても自分でしたらいい思い出になるからって手伝ってくれなかった。


このカバンは今も家にあり、母は大事に保管していて、たまに引っ張り出しては
「これはね、将来Hの奥さんに見せてあげたい。 一緒に笑いたい。」
すでに一人でカバン見ては爆笑している。


そんなん  せんでいい。
いつか抹消してやる。