日々の朝食 | オーストラリアでホームステイ 高1男子の2週間だけのハッピー体験記

オーストラリアでホームステイ 高1男子の2週間だけのハッピー体験記

夏休みにホームステイでオーストラリア シドニーへ行ってきました。 言葉、会話、ホストファミリー 、スクールバディ 、学校、ホストファミリーへのお土産、行くまでのこと、食事など書いていきます。

ホストファミリーのお母さんは
小学校の先生をしているので朝は忙しい。



兄妹たちは自分たちで、トーストやシリアルの用意をして食べる。






僕の母親は働いていないが、体が弱く体調を崩したときなどは自分で食事の用意をする。

朝食だけでなく、夕食も作ったりする。




僕は鰹出汁や、煮干使っての和食料理や、豆板醤甜麺醤使って麻婆豆腐とか作れる。

カレーは一から作ったことがないので、炒めて市販のルー入れて煮込むだけなら作れる(これは作ったうちに入らないのか?)





自分で出来ることは自分でし、家族だから助け合う。

当たり前のことだと思う。



ここまでは理解できる。


しかし、クビを傾げたいのがここからだ。



誰一人座って食べない。
皆パンを立ち食いしている。

パンもまだ理解できる範囲にある。


でも、
シリアルの入ったお皿を持って立ち食いするのは?


座ったほうが食べやすいし、早く食べられると思うんやけどな…。


超イケメンお父さんも立って食べはる。

ほんの20~30秒で食べ終わる。



美少女三姉妹も同じ。

顔とすることがミスマッチすぎ非常に残念。



お母さんはシリアルがあまり好きではないそうだ。

だから、毎朝トーストを食べていた。




お母さんはトースト食いのプロ。


まず、トーストを口に咥える。



そして、兄妹と僕の5人分のお弁当であるクッキーを各ビニール袋に2枚ずつ詰めて、ビニール袋のジッパー?をする。



フルーツを袋の上に置いていく。


弁当作りが完了した時には、咥えたトーストは全部口の中。


手を使わず口だけでトーストを食べる。


ポッキーを手を使わずに食べるんやったら簡単。


トーストは難易度が高い!



見とれてしまうほどモグモグモグって、上手に食べはる。


全部まだ口に入りきっていない、半分パンを咥えてるモグモグ中に、目が合ったときがあった。



僕を見ながらニッコリ。


『あ!恥ずかしい所を見られちゃった!』感は全くない。


モグモグ中に用事しながらニコッ。

ね?
どう思います?
プロフェッショナルでしょ?



Mくんは僕がお弁当をリュック入れてる頃に食べてるのか、1~2回しか見てないけど、もちろん立ち食い。


僕?
郷に入っては郷に従えって言うので、
立ち食い致しました。


そして、この習慣にすぐに馴染んでしまった。


日本にも立ち食いそば屋さんがある。
しかし、立ち食いそばはちゃんと手を使って食べる。

お母さんは一度咥えたパンは手から独立し、口のみで口の中に入って行く。


このお母さんみたいになるには修行が必要。







僕の前でも、気取らずにいてくれる。


僕に優しく手を差し伸べてくれながら、皆はそれぞれに寛ぎ、笑い、ケンカをする当たり前の生活を続けている。



だからこそ、短期間で僕は緊張せずにこの家族に溶け込めたんだと思う。




最高のホストファミリーに感謝している。