Joeさんのインスタライブでは、毎回ハッとする気づきがある。

 この回のライブで印象に残った部分を、私なりに要約してみる。

 

 Joeメソッドでモラハラ対処をして平和になったら、その平和の範囲で仲のよい雰囲気づくりはできるかもしれない。

 どんな風に仲良くなるかは、自分と相手の相性ごとに決まっているので、それを探していく。自分があらかじめ思い描いた幸せ・生活ではないかもしれない。どのくらい会話するのか・一緒に外出するのか等、自分と相手の性質、相性によって違うので、固定化した幸せにとらわれない

 モラハラ攻撃をやめさせて落ち着いた時、攻撃してきていた人がどんな動物だったのか、猫だったのか犬だったのか猿だったのか分かる。

 その時、「夫と仲が良いということ」=「夫と木登りができるということ」と思っている妻の場合、夫が猫か猿なら実現できそうだけど、犬では難しい。夫とは木登りはできなくても、フリスビーでなら遊べそう、そういう仲の良さでもいいかな、と折り合いをつけることはできる

 

 

 私には、夫と同居・入籍して初めて見える夫の側面がたくさんあった。私があらかじめ思い描いていた「幸せ」は実現できないものもかなり多かった。

 

 今回のインスタライブの例でいえば、夫は「一緒に木登りをする」という理想は実現できない「犬」だったのだと私が気づいた時、ため息もたくさん出た。この理想を諦めていく過程でいろんな迷いもあったけど、今では私の心に折り合いがつき、フリスビーで遊ぶのも結構楽しいんだね、と思っている。

 自分の思い描いた理想とは離れていても、平和を維持できる範囲で(私と夫の場合は物理的距離も心理的距離も十分に取って)、「仲良く」いることは十分に有難い幸せだと感じる。病気がちな私には、共に暮らす人間がいることは、かけがえのない安心感をもたらしてくれている。


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 今年初旬に偶然知り合った男性がとても素敵で、先ほどの例で言えば「木登り」(以前からの私の理想)を共にできる可能性は、現在の夫よりは高そうなタイプに見える。(もちろん一緒に暮らしてみなければわからないけど。)

 私は恋愛体質ではなく、今の日常を捨てて新しい恋に進むなんてことはまずないので、自分の心がちょっと華やぐのをただ面白がっている。しかもここ数年はJoeさんのブログを熟読してきたので、「ああ、遠慮のある他人同士の関係で、一側面しか見せ合っていないからときめくのだよね」、とよーーーく分かっている。

 

 相手を変えたとて、距離を縮めたらお互いにいろんな面が見える。期待値を高め過ぎたらがっかりするのは当たり前のこと。
 恋愛だけではなくどんな人間関係でも、相手と私の性質に応じて、平和で居られる距離感のチューニングが必要。

 とはいえ、会える距離にイケメンの推しがいて、私の乾いた日常に潤いが補給される感覚は楽しい。久しぶりに、この名フレーズを思い出した。若い頃に心を奪われた、LUMINEの広告コピー。

 

 

 コピーライターの尾形真理子さんによる2008年の作品らしい。この気持ちを経験したことがある人は多いだろうし、私も確かに覚えのある感情。

 今年、推しに出会ってから、「服を買いに行こうかな♪」というような浮かれた気持ちになったりするけれど、このキャッチコピーに出会った当時と、40代半ばまで年齢を重ねた今では、もちろん状況は全然違う。

 試着して気に入った服に、ドキドキしながら袖を通して、その先の未来をつかもうとしていた若さは、私にはもうないし、眩しすぎる。

 今は、「ババアのまつ毛が1ミリ上向きになったところで、地球がよくなるわけではないんだよなぁ」と笑いながらも、普段よりも少し念入りにメイクしたりして、私の暇つぶしを楽しんでいる。

 

 

 

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最近の至福の時間たち

 

○ 一目惚れした絵はがき

 

 近所の文具店で目にして、一目惚れした絵ハガキ。絵本作家のいとうあやさんの作品。白猫ちゃんが、三毛猫に憧れてカラーリングしてもらうという、ほのぼの可愛いイラスト(=^・^=)

 

 

 

 

 3枚購入して、1枚は猫好き仲間の友達にすぐに送り、ものすごく喜んでもらった。あと2枚、誰に送ろうかな・・・♡ 今日は222(にゃーにゃーにゃー)の猫の日であります。

 

 

 

○ 嬉しい偶然

 スポーツジムに行く道すがら、偶然出会えた光景。

 アロエの花にとまるメジロ。近づいたら逃げてしまうから、ズームで撮影して画質がイマイチだけど。

 

    

 

 

 菜の花と梅に、春の始まりを感じる季節です。