黄泉の国で変わり果てたイザナミノカミを目の当たりにし、ヨモツシコメに追いかけ回されたイザナキノカミ。

 

逃げる途中で身につけていたものを投げ捨てたら、それがブドウやタケノコに変化し、ヨモツシコメ達がそれらを一生懸命食べている隙に、イザナキノカミは逃げ切ることが出来たわけです。

 

いろいろ資料を読み込んで行く中で気になったのが、日本国内の竹林面積上位の県と、大昔に神々と対立したと言われている地域が重なっていること。

 

地理的に東国への入口の一つとなる山梨県の勝沼も、1300年前にはブドウの栽培が始まっていたようです。

 

もちろん、それぞれの植物にとって気候的に丁度良かったというのもあると思います。

 

しかし、昔の人たちは今とは違う価値観の中で暮らしていたわけですからね。

 

歴史を知れば知るほど、今の世の中は大変ありがたい環境ではないかと感じた一日なのでした。

 

注)私はたまに神社へお参りするくらいで、強く何かを信仰したりはしておりません。宗教やそれに近い思想、偏った価値観への勧誘は固くお断りいたします。また、このブログは本名を公開しておりません。個人情報に関する事態が確認された場合、しかるべき機関へ相談いたします。

 

参考資料 https://take-bamboo.com/

     https://www.city.koshu.yamanashi.jp/docs/2021032300515/

     学研学習まんがシリーズ「まんがで読む古事記」