トリプルポジティブ/ステージ1の治療計画


温存手術
 時期:2022年5月末

分子標的薬(抗HER2薬)
 薬剤:ハーセプチン(トラスツズマブ)
   間隔:3週間に1回(18回)/1年間
   期間:2022年7月〜2023年8月

抗がん剤
 薬剤:ウィークリーパクリタキセル
   間隔:1週間に1回(12回)/3ヶ月
   期間:2022年7月〜9月

放射線
   回数:16回
   間隔:毎日(土日祝除く)
   期間:2022年10月〜11月

ホルモン治療
   薬剤:タモキシフェン(ノルバデックス錠)

   間隔:毎日1錠

   期間:2022年〜2032年(10年間)


  2023年12月


花粉症が原因で


人工毛がチクチク痒くてたまらなかったので


抗がん剤終了から約5ヶ月の頃、


私はかなり早めに脱ウィッグをしました。






乳がんになるまでは


何年もずっとロングのストレートだったから


ベリーベリーショートなヘアスタイルに


抵抗というか違和感というか


自分では見慣れない感じがあったのですが、


シャンプーもブローもめちゃくちゃラクチンで


人と会わないことを前提とするなら


意外と楽しめました。






でも、


オシャレかどうかはまた別問題です。


ベリーベリーショートをお洒落に可愛くするのは


かなり難易度が高いんですよね。


顔がそもそも整っていないと、


「おじさん」になる危険性も。。。


ベリーベリーショートが似合うのは、


若さと華やかさがある小顔なんだと


実体験から思い知りました。






そうなると、


髪型自体に


オシャレ感を出せるぐらいの長さが必要です。


長さに加えて、


ハリ、ツヤ、動き、抜け感があるとなお良し。


もう年齢も年齢なので、


髪の健康にも気を遣わないといけません。






私は、


オシャレ感どころか何もアレンジできない程の


短い髪で出社を始めたのですが、


ダサい人、とは思われないように


服装だけは小綺麗にして清潔感を意識しました。


周りはどう思ってたかは不明ですけど。。。






ちゃんと、しっかりと髪が伸びるまで


会社ではまたウィッグを装着してもよかったけど、


耳にかけた時のもみ上げの不自然さ、


風が吹いた時の重さのあるなびき方、


テカリや毛束など、


わかる人にはわかるウィッグバレ要素が


私はどうしてもイヤで、


会社には絶対に地毛で行くと決めていたので


髪の長さとしては完全にフライングでした。






フライングしてでも


普通に出勤して働きたい気持ちが大きかったので


えいっ!と


12ヶ月目で完全に地毛を周囲にお披露目して


今は、抗がん剤終了から15ヶ月目です。


そんな


12ヶ月目と15ヶ月目の髪はこちら。



たった3ヶ月ですが、


トップと襟足の長さが歴然です。






憧れの、オシャレ感のあるヘアスタイルだと、


こんな感じ。



これぐらいの長さにするには


意外にも、トップに20センチ程度必要らしいので


やっぱり


「脱ウィッグには1年〜2年かかる」という噂の


「2年」というのは大袈裟じゃなくて


本当なんですね。


2年経っても、ショートヘアしかできないなんて


まだ道のりは長いけど


私も、あと半年の我慢です。






If I wait two years,I can definitely get that hearstyle.