蒔絵を習い始めて、既に六年経過。
そして、金継ぎのお稽古も始めることが出来ました。
毎朝使っているオーバルの食器。
圧力鍋を落として、真っ二つ。綺麗に割れた~
と、子供の頃、お煎茶のお稽古に使っていた急須。
知らぬ間にひびが…(^▽^;)
蒔絵は、下絵を起こすことから始めます。
先人の下絵帖を写すも良し、
好きな文様を組み合わせてオリジナルを作るも良し。
イメージが出来たら、手順を逆算してスタートです。
想像力を駆使しての作業です。
金継ぎ、金繕いはその逆。
元々の作品のイメージを大きく損なうことなく、
美しく修繕する。
元の作品と違うものになってはいけないそうです。
私の場合
蒔絵は、脳みそのキャパに余裕が
心身共に活力がある時に筆が進みます。
交感神経優位って時。
金継ぎ、金繕いは、ちょっと脳みそが疲れてて
クールダウンしたい時に、落ち着くような気がします。
副交感神経かな。
いずれにしても、筆を持つと心が落ち着く。
筆の穂先が柔らかくしなる様は本当に心が和む~
久しぶりに自宅で筆を持ちました。
墨粉で盛り上げたコトブキの花に、黄色と緑の色漆。
銀紛を蒔いて急いで払います。
ここで手間どると…
銀紛が漆に沈み込んで、ブチブチになってしまいます。
こちらの水紋はちゃんと払ったのか、なめらかな仕上がりです。
おまけ
この、払う作業はメイクでも肝。
フェイスパウダーやラメの入ったパウダーを
ブラシで肌に乗せ十分に払ってあげましょう。
肌の表面を、よりなめらかに整えると、
光の反射で肌の艶がアップしますよ。
スポンジでは出来ない仕上がり感です。