冬の寒さも本番を迎え、空気も乾燥してきました。
電車に乗っても、あちらこちらでクシャミや咳が聞こえます。

手洗い、消毒、うがいをしなくっちゃ!
と、思った貴女。ちょっと待った! 

 

知識は行動を変え、人は学ぶことで健やかに美しくなる。
美肌免疫美容®セラピスト たまかずらです。

風邪のばい菌をやっつければ大丈夫と思っていたら、大間違い。
方法を間違って行えば、返って人間の生態系としてのバランスを乱し、
風邪をひきやすくしてしまう可能性があるんです。

40代前半の私は、治る間もないほど風邪をひいていました。
仕事を休むわけにはいかないと、
頻繁にうがい、のどぬーるスプレイ、手洗い、マスクも着用していたのに、
 
職場の誰よりも、ひっきりなしに風邪をひくのが不思議でなりませんでした。

実は、頻繁な消毒行為が逆効果だったのです。(>_<)


消毒薬は、バイ菌のタンパク質を変性させ壊すことで殺菌します。
同時に、私たちの細胞=タンパク質も破壊してしまいます。
消毒薬にはバイ菌と人間の細胞の区別は付かないのだ。
しかも、人間の細胞よりもバイ菌の方が丈夫にできている。
だから、手洗い+アルコールで消毒を繰り返せば、
肌を守る皮膚常在菌はいなくなり、皮脂不足で手荒れがひどくなり、
黄色ブドウ球菌やMRSA(耐性ブドウ球菌)の温床になりかねない。


喉にしても、イソジン®などで頻繁にうがいをすれば、
やがて口腔粘膜が乾燥してカンジタ菌だけがが異常に繁殖することもある。
バイ菌から守ってくれる他の口腔内常在菌が住めなくなってしまっては、
バイ菌がそのまま身体の中に入って風邪をひきやすくなるのではないだろうか。


そんなリスクを冒して滅菌、消毒、うがいをするより、
身体を冷やさないようにして、
自己免疫力をアップする方が、健康的且つ効果的だと思います。

人間に備わった免疫力は36度より低くなると活動が低下します。
免疫のカナメの腸を冷やせば、免疫力も弱り病気にかかりやすくなるのです。
つまり、バイ菌を身体に入れないことに心を砕くより、
バイ菌に負けない免疫力を保つ
方が大切なのです。

身体に十分な免疫力があれば、風邪をひいても
長引かないで回復も早いはず。
体温が一度下がれば免疫は30%も下がると言われています。

暴飲暴食で胃腸を疲れさせるのも免疫力低下につながります。

腹八分を心掛け、身体を冷やさず
睡眠で細胞を再生させる。
お腹や背中にカイロを貼るのも効果的です。


私は、電車を降りる度水で手洗い、水うがいをして
気持ちの上で、風邪の結界を張ってます。(笑)
まぁ、自己暗示ですね。
それでも、インフルエンザの予防注射もしませんが、
10年以上かかったことはありません。
(あくまで、私個人の身体の話です。)

やっぱり健康は、身体の中にあるのです。

参考書籍

夏井 睦著 さらば消毒とガーゼ

Beauty from the liberal arts 
健やかで美しくなるために、共に学びましょう。