ずっと、見なければならなかったのに


いやもう大丈夫だろうと
見ないできた




10年以上も前の事実を

ようやくあきらかに見た。





そこには


わたしが見たくなかった「過去」があった

見たくなかった「自分」があった





ただ静かに

その事実を眺めた

ただただ

その事実を見つめた







そうしたら急に


愛おしい気持ちがこみ上げてきて

泣きそうになった








ああ、


わたしが見るのをずっとずっと待っていたんだな、、


ずっとずっとそこにいて



この10年以上ずっとずっと
わたしが会いにいくのを待っていたんだ、、!!










なんてこと。



見ればよかったのだ。


ただ、見ればよかったのだ。



ほんとはもっともっと早く見れた。
何度もそうしようと頭をかすめたし、
そうしたほうがいいとわかっていたし、
やろうと思えばできたことなのに。

でも、しなかった。





今の、今だから、
こうして、
全てを受けとめられたのかもしれない。



時が満ち
ようやくのタイミングだったのかもしれない。




一番見たくなかったものが

ほんとうは

何よりのギフトなんだ。




見ることは愛だ。

ありのままを見つめることが何よりの愛だ。

そこから始まるのだ。






やっと、すべてが許せた気がした。

もうすべて許そう、、

自然とそう思えた。






長年の

心の奥底にあったどうしようもないしこりが、重石が、


ようやく、

溶けて

わたしの内側を爽やかに軽くかけめぐって
昇華した。




ひとつの時代が終わった。





12年、、


長かったな。

いろんなことがあったな。


そして、やっぱりどうあっても
いつだって「しあわせ」だった。






生まれ変わり。



新しい歴史の始まり。






よりピュアに、よりクリアに。
自分に正直に生きるんだ。

自分の大切なものを愚直に大事にし、

大切なものたちと
大好きなものたちと

ともに生きていくのだ。



等身大の自分で


等身大の自分を
思いきり愛(め)で、愛し、
生きつくすのだ。





ありがとう。


素晴らしい贈り物。



メリークリスマス。