カンパリ虫
ラック色素あるいは、コチニール色素、というものをご存じだろうか。
鮮やかな赤、あるいはオレンジ色の色素で、カンパリソーダのカンパリやファイブミニ、かまぼこ、口紅などの着色に使われている(いた)。
北海道出身あるいは在住の方ならわかると思いますが、あの「リボンナポリン」の着色に使われている(ちなみに、僕は断然シトロンよりナポリン派)(^_^;)
で、実はこのラック色素、コチニール色素は、「カイガラムシ」という熱帯に生息する虫から抽出している虫由来の成分なのである。
植物に付いている虫のようだが、さほど見た目はよくない。ナウシカに出てくる蟲みたいな雰囲気である。
http://www.kanshin.com/keyword/1246888
(見たい方はどうぞ)
http://www.geocities.jp/lanna_thai_chiangrai/lac/lac.htm
(もっと見たい方はどうぞ)
ということで、実は多くの人は、知らないうちに虫のエキスを飲んでいたり、あるいは唇に塗りたくっていたりする。
だが、自然由来の成分のため実は非常に安全であり、最大の産出国のペルーでは、インカ帝国の時代から使われていたとのこと。
食品衛生法上の表示義務があるので、今度、鮮やかなオレンジ色の液体を飲む機会があれば、添加物表示をご覧いただきたい。
もし、ラック色素、あるいはコチニール色素と書いてあれば、あなたも昼食・・・じゃなかった虫食主義者の一員である