息子が高熱中だった。
そしてもうすぐ卒園式。
一緒に居られる時間って大事だなって
こういう時にやけに感じる。
スマホをポイっと捨てて
息子と目を合わせて
ウトウト眠っていく目を見つめていると
可愛いな〜って気持ちでいっぱいで
幸せになってくる。
赤ちゃんの時は全然寝てくれなくて
目を見つめて可愛いな〜と思うより
早く寝て・・・って思う方が断然多かった。
生まれたばかりの頃は
子育てが全然楽しめなかった。
でもとにかく可愛くて。
世の中にこんな大切なものが
できるなんてとびっくりしたの。
大事すぎて大切にしすぎて
どう扱っていいか分からなかったんだよね。
責任ばかり感じてしまって。
今は この子の持つパワーや
エネルギーの強さを感じる。
私が心配する必要ってないんだって
いい意味で安心して子供を見守っていられる。
心配していたら 心配は 心配り。だよって知った。
心配していたら この子の持つエネルギーは
強いからそんなことは起きないよって言われた。
生きる 産まれる 人間を生きるということを
知り 思い出してくると
今思えば 私は
生まれた頃 子育てを楽しめなかった
ということを 楽しんでいたと気付いた。
そうしていたかったのだ。
そうしていて 何かを知りたかったし
本当の意味での大切を知りたかったし
知ろうとすることができた。
全ては必要必然の意味が
どんどん深まっていく。
息子のお熱が下がってきた。
ほっと肩を撫で下ろす。
でもまだまだ甘えてくれる。
そしてそれがただ可愛い。
