雪まつりと命日…

田舎の先輩のブログを見て

札幌の雪まつりで、天国の親父の亡くなったことを思い出すなんて

なんて親不孝な息子なんだと思ったけど

６日か７日か８日かどれだったけ

と命日すら忘れてるから話にならないアホ息子だよね

いい加減、親父の墓参りに行かないとホンマにバチが当たりそうだけど

今年は、どうしても無理だから来年のゴールデンウィークか、シルバーウィーンには行かないとな


もう20年以上帰省してないから、田舎も随分と変わったと思うけど

変わらないで居るのは、あの利尻富士ぐらいかもしれないな

きっと、天国の親父も変わってないだろうから

この親不孝なアホ息子を許してくれると

都合良く思ってるジジです


ずっとずっと以前にブログったけど

親父が亡くなった時のことは、今でも鮮明に覚えてるんだよ

夕方に田舎の兄貴から親父が危篤の連絡が会社に有ったけど

時間的に、その日の飛行機には間に合わず

翌朝、朝一で羽田に向かったら

どの会社の便も満席で朝一の便には乗れなかったんだよね

あの頃は、雪まつりが全く頭に無くて『なんで』だけだったよ

で、千歳から札幌に向かう途中

見知らぬ人から札幌市役所への場所を尋ねられた時に、雪まつりに気が付いたんだよね

ジジに声を掛けてきた人は沖縄の人で、雪まつりで沖縄を広める為に札幌まで来たらしくてね

ジジはジジで急いでいたけど、沖縄からわざわざ来たし

市役所の場所を知らないから

札幌駅に着いてからは、市役所経由で、遠回りしながら病院に向かったよね

その時に、お礼にと民芸品の『星の砂』を頂いたんさ

親父は、延命措置をとらずにICUに居てね

息はしてたけど…

誰が見ても時間の問題だったよね

だから、ICUには家族が１時間置きに交代で、親父の傍に居たけど

あの時は、ホンマに心霊現象が多発で

心霊現象を一切信じない兄貴２人は

あの時以来から、心霊現象を信じるようになったよね

で、ジジが病院の廊下を歩いてた時に…

沖縄の人から頂いた、小瓶に入ってた星の砂が廊下に落ちて

瓶が割れて、星の砂が廊下一面に散らばった瞬間…

『ありがとう』と『さよなら』の言葉が同時に聞こえた気がしたんだよね

その時は、妹がICUに居たけど

数分後…

家族全員がICUに呼ばれて、お医者さんからご臨終ですを告げられたんだよね

その後からも、とにもかくにもいろんなことがあったのも忘れてないんやけど

なぜか…

親父の命日だけは忘れてます


亡くなっても、いろんなことを教えてくれた天国の親父

親父を越えたかったけどやっぱ越えられそうにも無いから

せめて、親父が亡くなった年齢よりは長生きしたいから

後10年は生きないとダメだな