昨日…
珍しく田舎の先輩からの着信
それもLINEからだから、電話の繋がりが悪くてね
2度の着信が有っても電波が悪いから
こっちから電話をかけ直したさ

そしたらね
良い感じで酔っ払ってた先輩
ジジに電話してくれたのは
…
田舎の綺麗な星空を教えてくれる為だったんだけど

酔っ払って無かったら、先輩からの着信は無かったかもしれないな
先輩は、田舎の友達と飲んだ帰りに、星空があまりにも綺麗だから


写メしようと思ったんだけど

どんなに綺麗な星空でも携帯クラスでは、その綺麗さは映らないやね
また、昼間の利尻富士もジジに写メしようと思った先輩

でも、利尻富士に雲がかかってたらしくてね
雲のかかってる利尻富士を写メしても

『こんなんじゃ、利尻富士じゃねぇ
…』
と、俺に言われると思って写メを断念した先輩
電話で話したことが有っても、実際には1度もお会いしたことが無い田舎の先輩なんだけど
ジジの高校時代の彼女や友達をリアルに知ってる人だから
親しみ感が有る分
高校時代に、ホンマに先輩で居てくれたら良かったな
って、今でも思うよ
先輩が卒業した年に、ジジが入学したから
高校時代の先輩は知らないけど
ジジのことは、先輩がジジの同級生から聞いてるみたいで
ジジの高校時代の彼女だった人とも、幼い頃から一緒に遊んでて
今でも交流が有るらしいけど
先輩とジジが知り合いになったことを、高校時代の彼女だった人は知らないみたい
先輩が黙ってくれてるらしいんだけど
別に悪いことしてないから
話してくれても構わないんだけどね
そんなことは、どうでも良いんだけど
酔っ払いと言えども
先輩の優しさと気持ちが嬉しくてね
1度も面識の無い後輩を
気にかけてくれて
田舎の綺麗な星空を教えてくれる人なんて居ないからね
おまけに、電話をしてる時に
エレベーターで辿り着いてるのに、階段で1階まで降りたり
団地を何度もぐるぐる廻ったりを、何度も何度も繰り返した先輩
どれだけ星空が綺麗かを伝えたい気持ちが十分に分かったけど
こっちで、そんなことしてたら、間違いなく職務質問されてるよね
まっ
田舎だからこそ出来ることなんやけど
怪しいおばさんが深夜徘徊してる噂ぐらいは
たってかもしれないな
20年以上田舎に帰って無くても
あの利尻富士と夜空は、いまだに鮮明に見えるジジ
田舎に居た頃は、全てが当たり前に存在してた景色だったし
利尻富士は、心の友だったと言っても過言じゃ無いからね
嫌なことや辛いことがある度に、ジジは山を登って利尻富士を見てたし
いつも利尻富士を描いてたから
20年以上田舎に帰って無くても、利尻富士だけは今でも描けるよ
そして、田舎の星空は
天の川から北斗七星まで、今でも鮮明に脳裏に焼き付いてる
今にも零れ落ちそうな満天の星空は


正直、こっちで味わうことは出来ないし
あの星空を観たら
田舎の星空を観たことの無い人達が観たら
感動と不思議な世界を感じるだろうな
因みに、田舎の先輩が帰る時に
実家の前を通るんだけど
先輩には、1度でいいから、実家の山から利尻富士を見て欲しいんだよね
海から観る利尻富士とは違う絶景感を味わえると思うんだけどな
その時は、国道40号線沿いの中腹の山からじゃなくて、もっと頂上から利尻富士を眺めて欲しいんだけど
いくら牛を放牧してる山と言えども、頂上に登るまではキツイかもしれないから
元気に歩けるうちに登って欲しいんだよね
どんなに先輩と、田舎のおふくろや兄貴達とが面識が無くても
ジジのことを話せば大丈夫

兄貴もジジの同級生を結構知ってるから
ジジの同級生繋がりで、知ってる人達が居るかもしれないよ
それに、先輩のような大歓迎だと思うよ
大歓迎と言えば…
酔っ払いながら電話してきた先輩は、なんだか可愛くて
面白かったな
失礼過ぎるほど笑ってしまったけど
田舎の先輩なら、酔っ払い電話は大歓迎だよね
気が付いたら、日付けが変わってたけど
久し振りに気持ち良く眠れた寄夜だったよ

先輩
ありがとね

珍しく田舎の先輩からの着信

それもLINEからだから、電話の繋がりが悪くてね

2度の着信が有っても電波が悪いから

こっちから電話をかけ直したさ


そしたらね

良い感じで酔っ払ってた先輩

ジジに電話してくれたのは

田舎の綺麗な星空を教えてくれる為だったんだけど


酔っ払って無かったら、先輩からの着信は無かったかもしれないな

先輩は、田舎の友達と飲んだ帰りに、星空があまりにも綺麗だから



写メしようと思ったんだけど


どんなに綺麗な星空でも携帯クラスでは、その綺麗さは映らないやね

また、昼間の利尻富士もジジに写メしようと思った先輩


でも、利尻富士に雲がかかってたらしくてね

雲のかかってる利尻富士を写メしても


『こんなんじゃ、利尻富士じゃねぇ

と、俺に言われると思って写メを断念した先輩

電話で話したことが有っても、実際には1度もお会いしたことが無い田舎の先輩なんだけど

ジジの高校時代の彼女や友達をリアルに知ってる人だから

親しみ感が有る分



先輩が卒業した年に、ジジが入学したから

高校時代の先輩は知らないけど

ジジのことは、先輩がジジの同級生から聞いてるみたいで

ジジの高校時代の彼女だった人とも、幼い頃から一緒に遊んでて


先輩とジジが知り合いになったことを、高校時代の彼女だった人は知らないみたい

先輩が黙ってくれてるらしいんだけど

別に悪いことしてないから


そんなことは、どうでも良いんだけど

酔っ払いと言えども


1度も面識の無い後輩を



おまけに、電話をしてる時に

エレベーターで辿り着いてるのに、階段で1階まで降りたり

団地を何度もぐるぐる廻ったりを、何度も何度も繰り返した先輩

どれだけ星空が綺麗かを伝えたい気持ちが十分に分かったけど

こっちで、そんなことしてたら、間違いなく職務質問されてるよね

まっ


怪しいおばさんが深夜徘徊してる噂ぐらいは


20年以上田舎に帰って無くても

あの利尻富士と夜空は、いまだに鮮明に見えるジジ

田舎に居た頃は、全てが当たり前に存在してた景色だったし

利尻富士は、心の友だったと言っても過言じゃ無いからね

嫌なことや辛いことがある度に、ジジは山を登って利尻富士を見てたし

いつも利尻富士を描いてたから

20年以上田舎に帰って無くても、利尻富士だけは今でも描けるよ

そして、田舎の星空は

天の川から北斗七星まで、今でも鮮明に脳裏に焼き付いてる

今にも零れ落ちそうな満天の星空は



正直、こっちで味わうことは出来ないし

あの星空を観たら


感動と不思議な世界を感じるだろうな

因みに、田舎の先輩が帰る時に



先輩には、1度でいいから、実家の山から利尻富士を見て欲しいんだよね

海から観る利尻富士とは違う絶景感を味わえると思うんだけどな

その時は、国道40号線沿いの中腹の山からじゃなくて、もっと頂上から利尻富士を眺めて欲しいんだけど

いくら牛を放牧してる山と言えども、頂上に登るまではキツイかもしれないから

元気に歩けるうちに登って欲しいんだよね

どんなに先輩と、田舎のおふくろや兄貴達とが面識が無くても

ジジのことを話せば大丈夫


兄貴もジジの同級生を結構知ってるから

ジジの同級生繋がりで、知ってる人達が居るかもしれないよ

それに、先輩のような大歓迎だと思うよ

大歓迎と言えば…
酔っ払いながら電話してきた先輩は、なんだか可愛くて



失礼過ぎるほど笑ってしまったけど

田舎の先輩なら、酔っ払い電話は大歓迎だよね

気が付いたら、日付けが変わってたけど

久し振りに気持ち良く眠れた寄夜だったよ


先輩



