呟き…

今日は、一切作業をしなかったジジ

実はね…

右腕が軽い肉離れをしてたからずっとテーピングしながら仕事をしてたんやけど…

ずっと右腕を庇いながら作業してたから

左肘まで痛くなってきて右腕が限界に達して来たんだよね

昨日、社長に『マジでそろそろ無理です』と言ったら…

社長が暫くして『そしたら…』と言うことで

社長と口裏を合わせて

今日の俺は、作業を一切しないことにしたんだよね

そして、トクさんにはみんなへ作業の指示だけをさせて俺は、作業がスムーズに行くように

業者さんだけ指示して、GPSの操作をしながら現場の状況写真だけを撮ることにしたんよ

これには理由が有って

もし、俺が何かの理由で現場を休んだ時に

社長が現場に来るまでの間

トクさんが、俺の代わりを少しでも出来るようになることと

違った角度から、俺に作業してる姿を見せるためと

俺の右腕を休ませるためなんやけど…


違った角度から、みんなを見た俺の感想は…

『勉強だから仕方ないけど

こんな仕事をしてたらうちの会社は潰れるな』
って思った

これだけの業者や機械を使って、作業効率が悪いし安全にも欠けてるから

見てるとイライラしてね

途中で、トクさんを呼んで指示したり説明して教えたけど

みんなは、トクさんの言うことを聞かないし

自分の作業に、イッパイイッパイなってるから

他の人を動かせて無いし、作業の段取りも遅いから

作業進行が、遅くなる一方なんさ

それでも俺は一切、口も手も出さなかったけど

みんなのマイペースには呆れてしまうよ

社長には

『作業が全然進まないから業者さんへの段取りは、その都度変えますが

今日は、予定してる施工面積の半分も行かないです』

と伝えたよ

そのことは、社長も俺も承知の上で口裏を合わせたことだけど

あまりにも酷すぎて他人事のように

『腐った会社だな』

と、毒を吐いてしまったジジ

まっその会社に俺は居るんやけど

『ショウさんが居なくなったら、この会社は潰れるよ』

と、業者さん達に言われた意味が良く分かったような気がする


午後から、社長が来てくれてみんなと一緒に作業してくれたから

取り合えず、最低限のところまでは、時間内に終わることが出来たけど…

今日は腕が休んでも、気持ちが全然休まなかったよ

今まで、当たり前のように何役も遣ってた俺は

明日から、また変わらない日々になるけど

俺って

ホンマに凄いことを、当たり前のように遣ってるんだな

と、我ながら感心したよ

これを機会にいつでも休めるように

みんなには、いろいろと遣って貰って覚えて貰うことにしたよ