もしかしたら…
明日の午後か、土日のいずれかに、こっちに来ると言う次男
次の職場で入社するにあたり
いろいろと書く書類が有り
その中のひとつに保証人の名前を書く書類が有る為、俺に書いて欲しいとのこと
俺は全然構わないし
渡したいのも有るから丁度良かったんやけど
『俺さぁ…、お母さんには辞めたことを言って無いんだ
』
と、次男が言い出したした時…
『まっ
全部を話したくても、全部を聞いてくれないやろうし
辞めた結果だけで、全てを判断されて
お前の言いたいことの半分も伝わらないやろうし
お前も
お母さんも
ストレスが溜まって
お互いに嫌な想いをするなら
言わなくてもいいんやないか
まっ
それを察して、お父さんに保証人を書いてもらいたんやろ
』
って俺は言ったよ
そしたらね
『さすが親父
親父ってホントに理解有って認めてくれるよね
』
と、次男が言ったけど…
別に全てを理解して、全部を認めてる訳じゃない
資格を持っていても
長く続かず3度目にもなれば
親として心配なのは当たり前や
だけど、誰が何を言おうと奴が頑張ってることは間違いし
転職は人様に言えない俺
次男の場合、頑張るポイントがズレたり
考え方がちょっと甘いから
頑張っても、それに結果が比例しないだけなんだよね
まっ
自分自身の人生やから
これからも自分の責任で決めればいいんよ
次男は、誉めないと伸びないないタイプ
誉め言葉は砂に書かれ、叱られた言葉は岩に刻まれると言うから
次男の場合は、飴と鞭の割合いと使い方を間違えると
奴の眠ってる能力を引き出すことも出来ないし
今の能力を伸ばすことも出来ない
かと言って、誉めてばかりいると調子こいて
手に負えなくなる
だから、いろんなことを教えるには、なかなか手応えが有って面白い奴なんよ
そう言うことを知って、出来る上司に巡り会えたら…
奴の成長は早いな

次男が…
『どちらかと言えば、俺は出来が悪くて
ハルやお兄ちゃんは出来がいいじゃん
俺のような劣等生と、2人のような優等生を、親父は何で上手く教えることが出来るの

お母さんなんか、3人共平等と言うけれど…
全然違うし
いつも比較されるから嫌なんだよね
』
と、以前にも聞いたことのある質問をしてきた次男に
『お父さんは、優等生も劣等生もどちらも経験したからかな
お母さんは優等生やったし
職場も、国家資格を要する仕事だから、最低限の学力と知識の有る人達が採用されるけど
…
お父さんのガードマン時代は
業者さん達から人間更生施設と言われたほどの会社だったから
お母さんのように、ある程度一定のレベルに達してる人から教えるのと
お父さんのように、いろんなレベルから教えるのでは、育てる違いは有ると思うよ
ましてや、巷で言われてる非行(不良)少年や、その親達とも関わってた経験の有無も有ると思うな
それより…
自分で劣等生のレッテルを貼ってはいかんよ
ただ単に、今は人よりできないだけのことや
レッテルを自ら貼ることによって頑張れるなら構わないけど…
レッテルに押し潰されて、出来る自分を見失ってはあかんよ
お前に出来てることは沢山あるんやから

出来ないことに凹むより
お前が今まで積み重ねた小さな成功を思い出した方が、勇気と元気とヤル気が出るはずや
学校ではテストの点数結果で成績を判断するけど、社会人はそれが主たる評価にはならないことは、昔から言ってるよね
成績の良い生徒は優秀かもしれないけど、それだけでは世の中では通用しないことも
社会で生きるための能力を身に付けることの大切さも
最低限読み書きや計算が出来ないと
遣りたい仕事が出来ないことも
学歴社会じゃないと言っても
現実的には中卒よりは高卒、高卒よりは大卒・専門卒の方が、就職の窓口が広い現実が有ることも話をしたことが有るよね
義務教育までは、スタートとゴールが同じやけど
それ以降はスタートもゴールも違ってていいんだよ
だってさぁ
お前の人生やん
お前が、夢を叶える為には通らなければならい道が有るんだよ
それが、たとえ遠回りでも
厄介なことでも
お前に必要なことだと思えばいいし
そう思えるように、これからも自分磨きをしなよ
まだまだ若いんだから
無駄なことなんて何一つ無いんだよ
』
などと、語ったら…
親父のようになるために頑張ると、嬉しいことを言ってくれたけど
俺のようになったら
嫌われるぜ
出る杭は打たれるけど
出過ぎた杭は打たれにくいことも話をしたけど…
そうなる為には、人の何倍もの努力と、打たれ強さと信念を要するから
そう簡単に出来るものやない
だけど…
次男なら
いつか出来そうやな
明日の午後か、土日のいずれかに、こっちに来ると言う次男

次の職場で入社するにあたり


その中のひとつに保証人の名前を書く書類が有る為、俺に書いて欲しいとのこと

俺は全然構わないし


『俺さぁ…、お母さんには辞めたことを言って無いんだ

と、次男が言い出したした時…
『まっ


辞めた結果だけで、全てを判断されて


お前も




言わなくてもいいんやないか

まっ


って俺は言ったよ

そしたらね





と、次男が言ったけど…
別に全てを理解して、全部を認めてる訳じゃない

資格を持っていても



だけど、誰が何を言おうと奴が頑張ってることは間違いし


次男の場合、頑張るポイントがズレたり


頑張っても、それに結果が比例しないだけなんだよね

まっ



次男は、誉めないと伸びないないタイプ

誉め言葉は砂に書かれ、叱られた言葉は岩に刻まれると言うから

次男の場合は、飴と鞭の割合いと使い方を間違えると

奴の眠ってる能力を引き出すことも出来ないし


かと言って、誉めてばかりいると調子こいて


だから、いろんなことを教えるには、なかなか手応えが有って面白い奴なんよ

そう言うことを知って、出来る上司に巡り会えたら…

奴の成長は早いな


次男が…
『どちらかと言えば、俺は出来が悪くて


俺のような劣等生と、2人のような優等生を、親父は何で上手く教えることが出来るの


お母さんなんか、3人共平等と言うけれど…
全然違うし


と、以前にも聞いたことのある質問をしてきた次男に

『お父さんは、優等生も劣等生もどちらも経験したからかな

お母さんは優等生やったし

職場も、国家資格を要する仕事だから、最低限の学力と知識の有る人達が採用されるけど

お父さんのガードマン時代は


お母さんのように、ある程度一定のレベルに達してる人から教えるのと

お父さんのように、いろんなレベルから教えるのでは、育てる違いは有ると思うよ

ましてや、巷で言われてる非行(不良)少年や、その親達とも関わってた経験の有無も有ると思うな

それより…
自分で劣等生のレッテルを貼ってはいかんよ

ただ単に、今は人よりできないだけのことや

レッテルを自ら貼ることによって頑張れるなら構わないけど…
レッテルに押し潰されて、出来る自分を見失ってはあかんよ

お前に出来てることは沢山あるんやから


出来ないことに凹むより


学校ではテストの点数結果で成績を判断するけど、社会人はそれが主たる評価にはならないことは、昔から言ってるよね

成績の良い生徒は優秀かもしれないけど、それだけでは世の中では通用しないことも

社会で生きるための能力を身に付けることの大切さも

最低限読み書きや計算が出来ないと


学歴社会じゃないと言っても


義務教育までは、スタートとゴールが同じやけど

それ以降はスタートもゴールも違ってていいんだよ

だってさぁ


お前が、夢を叶える為には通らなければならい道が有るんだよ

それが、たとえ遠回りでも



そう思えるように、これからも自分磨きをしなよ

まだまだ若いんだから


などと、語ったら…
親父のようになるために頑張ると、嬉しいことを言ってくれたけど

俺のようになったら


出る杭は打たれるけど

そうなる為には、人の何倍もの努力と、打たれ強さと信念を要するから

そう簡単に出来るものやない

だけど…
次男なら

