田舎の先輩のタイトルを勝手にパクった後輩でふ
手紙…
書いたのに出せずしまい
どうやら郵便局に寄ってる時間は無さそうやから
先ずは切手を買わないとあかんな
昔はね
文通をするほど手紙が大好きだったんよ

今では、文通なんて死語だろうけど
高校の時に、友達から
『ショウちゃん
5人位に出せば1人は絶対に返事がくるよ
』
と言われ
明星の文通欄を見せられた俺
素直に5人に出してみたら…
『北海道』『野球部』『スキー』と言うだけで
秋田県・群馬県・長崎県の3人から返事が来た

勿論、3人共女の子

知らない土地を知り、知らない女の子との文通は楽しかったけど…
彼女が出来たから
1年も続かなかったな
彼女は高3の時にできてね

丸1年間、俺の弁当を作って、学校に持って来てくれたんだよ

だから、おふくろが
『いい彼女さんだぁ
母さん、弁当作らなくていいから助かる
』
って言ってた
卒業の時、彼女は地元に就職し
俺は埼玉に来たから
卒業を機に別れたけど
手紙のやり取りは暫くしてた記憶がある
けど、社会人になると…
遠くの親戚より近くのなんとかで
付き合いが変わってきたな
そんな俺も、今では近くに友達がいなく
みんな埼玉県外の友達ばかり
で、日記はね
高校時代に交換日記をやってたぐらいで、殆んど書かない
でもね…
田舎のおふくろに物凄く頭に来て

ボロクソに書いたことがある
そこまではいいんやけど
その日記
分からないように布団の下に隠してたら…
学校から帰って部屋に入ったら
布団がしっかり押し入れに入っていて
日記が机の上に置いてあるやん
あの時は、マジで焦って言葉が出なかったよ


だってさぁ、布団の下には日記だけや無くて
ノーカットのエロ本も隠してたから


なぜか、その本だけは机の引き出しに入ってたけど
あの時の俺は生き地獄やった

案の定、おふくろは夜中に茶の間で
『あんなふうに思ってたなんて
あんな本を見てるなんて
』
と、泣きながら親父に訴えてたよ
茶の間を通らないとトイレに行けない俺は
階段でトイレを我慢しながら
耳をダンボにして聞いてたら
『成長した証拠だ
父さんが若い頃はな…』
って、親父はおふくろにいろんな話しをしてたよ
何せ、おふくろより10歳上の親父だから、親父の若い頃のことは、おふくろも知らない
親父には、俺が何をしでかしても
要所要所で救われた記憶しかない俺
以前にも書いたけど
親父は闘病生活が長かったから
小学2年までは、親父を知らなかったし
一度入院すると、1ヶ月は帰って来なかったから
親父と一緒に暮らしたのは10年も無いんよ
だから、一番苦労したのはおふくろなんやけど…
俺は親父が大好きだったな
怒ると誰よりも怖かった親父だけど


親父の子育て人育ては、今でも尊敬してる

だから、俺の子育ては親父の真似なんだよ

話が逸れたけど
日記は、それ以来書くことは無くなり
俺の愚痴の聞き役は
いつも牛だったな
因みに…
あの時は、結局トイレに行けず
部屋の窓からヨウを済ませたジジでふ

手紙…
書いたのに出せずしまい

どうやら郵便局に寄ってる時間は無さそうやから


昔はね



今では、文通なんて死語だろうけど

高校の時に、友達から

『ショウちゃん



と言われ

明星の文通欄を見せられた俺

素直に5人に出してみたら…
『北海道』『野球部』『スキー』と言うだけで

秋田県・群馬県・長崎県の3人から返事が来た


勿論、3人共女の子


知らない土地を知り、知らない女の子との文通は楽しかったけど…
彼女が出来たから


彼女は高3の時にできてね


丸1年間、俺の弁当を作って、学校に持って来てくれたんだよ


だから、おふくろが
『いい彼女さんだぁ


って言ってた

卒業の時、彼女は地元に就職し


卒業を機に別れたけど

手紙のやり取りは暫くしてた記憶がある

けど、社会人になると…
遠くの親戚より近くのなんとかで

付き合いが変わってきたな

そんな俺も、今では近くに友達がいなく

みんな埼玉県外の友達ばかり

で、日記はね

高校時代に交換日記をやってたぐらいで、殆んど書かない

でもね…
田舎のおふくろに物凄く頭に来て


ボロクソに書いたことがある

そこまではいいんやけど

その日記

分からないように布団の下に隠してたら…
学校から帰って部屋に入ったら

布団がしっかり押し入れに入っていて


あの時は、マジで焦って言葉が出なかったよ



だってさぁ、布団の下には日記だけや無くて

ノーカットのエロ本も隠してたから



なぜか、その本だけは机の引き出しに入ってたけど

あの時の俺は生き地獄やった


案の定、おふくろは夜中に茶の間で
『あんなふうに思ってたなんて


と、泣きながら親父に訴えてたよ

茶の間を通らないとトイレに行けない俺は

階段でトイレを我慢しながら


『成長した証拠だ

って、親父はおふくろにいろんな話しをしてたよ

何せ、おふくろより10歳上の親父だから、親父の若い頃のことは、おふくろも知らない

親父には、俺が何をしでかしても


以前にも書いたけど

親父は闘病生活が長かったから

小学2年までは、親父を知らなかったし

一度入院すると、1ヶ月は帰って来なかったから

親父と一緒に暮らしたのは10年も無いんよ

だから、一番苦労したのはおふくろなんやけど…
俺は親父が大好きだったな

怒ると誰よりも怖かった親父だけど



親父の子育て人育ては、今でも尊敬してる


だから、俺の子育ては親父の真似なんだよ


話が逸れたけど

日記は、それ以来書くことは無くなり

俺の愚痴の聞き役は


因みに…
あの時は、結局トイレに行けず

