ツインズが揃って見舞いに来てくれた2日目に
『親父…、余計な心配しなくていいから早く治すことだけ考えなよ
後は、ハルと俺とで遣るから
』
と言ってくれた時は涙が出るほど嬉しかった
だって…
何にも無くなっちまったから
だけど…
全部燃えて無くなっても、俺の自慢のツインズは失ってない

だから、素直に甘えられるところは甘えることにしたよ
ツインズに
『本当にごめん
お父さん、ヤッチまったよ
お前たちに迷惑かけないように生きようとしてたのに…』
って謝ったら
『いいんだよ

俺、小学・中学・高校と親父が居てくれなかったら、今の俺は居ないと思ってるし
それは、ハルも同じ気持ちだと思うよ
親父は性格上忘れてるかもしれないけどさ
親父が、昔言ってくれた言葉や、してくれたことを俺は今でも忘れてないし
役に立ってるからね
』
と言う次男
それから延々と語り出した時…
俺と娘は嫌な予感が過ってね
次男は、過去の統計学上
良かれと思って、出しゃばって頑張ると、ろくなことが無いんだよね
だから、普通に
極普通に自然体で頑張らないと、自分自身が嫌な思いをしてしまうタイプだから
そこが心配やったな
娘に『お父さん…
』と、言われた時
『うん
分かってるよ
あいつの気持ちを損なわないように抑えるから大丈夫
』
と、こっそり娘には伝えたさ
ツインズが、言い合いしながらも
力を合わせて市役所に行ってくれたり、不動産屋さんや、ドコモショップだけじゃなくて、
燃えた会社にまでも行ってくれたりと
急ぎのことを優先させてくれたから本当に助けられたよ
『親父…、余計な心配しなくていいから早く治すことだけ考えなよ

後は、ハルと俺とで遣るから

と言ってくれた時は涙が出るほど嬉しかった

だって…
何にも無くなっちまったから

だけど…
全部燃えて無くなっても、俺の自慢のツインズは失ってない


だから、素直に甘えられるところは甘えることにしたよ

ツインズに
『本当にごめん


って謝ったら

『いいんだよ


俺、小学・中学・高校と親父が居てくれなかったら、今の俺は居ないと思ってるし

それは、ハルも同じ気持ちだと思うよ

親父は性格上忘れてるかもしれないけどさ

親父が、昔言ってくれた言葉や、してくれたことを俺は今でも忘れてないし



と言う次男

それから延々と語り出した時…
俺と娘は嫌な予感が過ってね

次男は、過去の統計学上


だから、普通に


そこが心配やったな

娘に『お父さん…


『うん



と、こっそり娘には伝えたさ

ツインズが、言い合いしながらも

燃えた会社にまでも行ってくれたりと
急ぎのことを優先させてくれたから本当に助けられたよ
