さっきの
兄貴からの電話の続きになるけど…
俺が離婚することを告げた時、
『母さんが傍にいたら、あんたを丸太でひっぽたいてやりたい
』
と、おふくろに言われたな
『俺の人生だから…』
と言っても
『子供達はどうするの
』』
と、それしか言わなかったおふくろ
子供達と話しが済んでることも、子供達がきちんと理解してくれてることを話しても…
分かってくれなかったな
あの時は一瞬…
勘当された時を思い出したよ
警察官を辞める時、
家族とは思えぬ言葉をたくさん貰った俺
本当に元奥さんには迷惑をかけた
長男が二歳の時、
長男のお蔭で勘当はとけたけど
二年の月日は、血の繋がりに冷めてきたのは確かなんだ
それでも、元奥さんも子供達も田舎に行きたがってたから
勘当がとけてから、毎年夏になると車で田舎に帰ってたよ
親父が亡くなる前まではね
田舎に帰ると、当たり前のように迎えてくれりから
両親にも兄弟にも妹にも感謝してるよ
感謝してるけど…
『俺の人生だから…』
の気持ちは何ら変わらない
だから、我が子達には
自分で考えて出した答えには反対せずにやらせたんだよ
どんなに、その先に失敗が待っていても
子供達の経験だから
取り敢えず遣らせたよ
何が有っても俺は、それを子供達の糧にする自信が有ったからね

きっと、普通の親なら口を出したり手を出したりして
子供の為にならないことは避けるんだろうけど…
俺は普通の親じゃないからね
話しがいつものように
反れてきたけど
勘当された時も、離婚する時も散々酷いことを言われても、それなりに覚悟を決めてた俺。
だから、何を言われても構わないけど…
離れて暮らして見えないからこそ
きちんと分かり合うまで話をしたかったし、聞いて欲しかったんだよ
分かって欲しい家族だからこそ、何度も手紙や電話をしたけど
シャットアウトされたら
違う選択をして生きていくしかないんだよ
お陰様で、若い頃から最後の砦は自分自身になったけど
せめて、我が子達の心の中の最後の砦は
まだ俺でいたいな
親としてでなく、人生の先輩としてね

兄貴からの電話の続きになるけど…
俺が離婚することを告げた時、
『母さんが傍にいたら、あんたを丸太でひっぽたいてやりたい

と、おふくろに言われたな

『俺の人生だから…』
と言っても
『子供達はどうするの

と、それしか言わなかったおふくろ

子供達と話しが済んでることも、子供達がきちんと理解してくれてることを話しても…
分かってくれなかったな

あの時は一瞬…
勘当された時を思い出したよ

警察官を辞める時、
家族とは思えぬ言葉をたくさん貰った俺

本当に元奥さんには迷惑をかけた

長男が二歳の時、
長男のお蔭で勘当はとけたけど

二年の月日は、血の繋がりに冷めてきたのは確かなんだ

それでも、元奥さんも子供達も田舎に行きたがってたから

勘当がとけてから、毎年夏になると車で田舎に帰ってたよ

親父が亡くなる前まではね

田舎に帰ると、当たり前のように迎えてくれりから
両親にも兄弟にも妹にも感謝してるよ

感謝してるけど…
『俺の人生だから…』
の気持ちは何ら変わらない

だから、我が子達には

自分で考えて出した答えには反対せずにやらせたんだよ

どんなに、その先に失敗が待っていても



何が有っても俺は、それを子供達の糧にする自信が有ったからね


きっと、普通の親なら口を出したり手を出したりして

俺は普通の親じゃないからね

話しがいつものように


勘当された時も、離婚する時も散々酷いことを言われても、それなりに覚悟を決めてた俺。
だから、何を言われても構わないけど…
離れて暮らして見えないからこそ
きちんと分かり合うまで話をしたかったし、聞いて欲しかったんだよ

分かって欲しい家族だからこそ、何度も手紙や電話をしたけど
シャットアウトされたら

違う選択をして生きていくしかないんだよ

お陰様で、若い頃から最後の砦は自分自身になったけど
せめて、我が子達の心の中の最後の砦は

まだ俺でいたいな

親としてでなく、人生の先輩としてね
