俺ね…
21歳の頃に誰しもが羨む立場に任命された。
これだけで、知る人ぞ知る話しだし、ブログにも書いたことがあることをまた書くね。
普通は入隊して3年の月日と努力と成果と信頼が無いと就けない場所。
そんな場所に入隊1年目の俺が任命された時は、周りより自分自身が驚いたよ。
あの頃は、NOと言われることが許されなかったし、上司や先輩が白を黒と言えば黒になる世界だった。
今は、まだそれが有るんだろうけど、昔ほどじゃないと思う。
任命された時…
同期は『おまえ!すげぇーな！機動隊を変えてくれよ！！』と言ってくれたけど
殆どの先輩達や上司は違ってた。
誰しもが羨む場所につきたくて、頑張って努力してた先輩達と違って、日々のヤルべきことだけで精一杯だった俺だよ。
嬉しいことより不安と恐怖感しか無かったな。
階級が一番下なのに立場が一番上だなんて…
経験も実績も無い俺が居る場所じゃ無いと思ってるのに、
それに輪をかけて先輩達だけで無く他の上司からも嫌がらせをされたものだよ。
半端じゃ無かったなぁ…
『なんで
おまえが』
とか
『絶対に認めない
』
とか
『早く殉職しろそしたら今より階級が2階級特進するぞ』
とか、
他人の命と財産を守る仕事をしてる人間の言葉とは思えない、沢山の言葉を吐き出された。
先輩達に酒が入るたびに、お酒の力を借りてなのか、酒の勢いなのかは分かりたくないけど
散々な言葉と指導？を受けたものだよ。
翌日、そんな先輩達は全く覚えて無いらしいけど…
本当に覚えて無いのかどうかは分からない。
分からないけど、
発散の仕方がズルいと何度も何度も思ったよ。
相手は覚えて無くても俺はしっかり覚えてるから。
だから、そんな飲み方をする人は嫌なんだ。
寮生活だけで無く、仕事までもが誹謗・中傷・批判の連続だった時、
俺を推薦した上司を恨んだことさえ有ったよ。
だってさ、みんなと同じ立場だったら、
毎日が奴隷以下から解放されて、毎日が遠足の時期に入ってたんだからね。
それに、出世には全く興味が無かった俺だよ。
どうして自分だけこんな目にあうんだろうと幾度も思ってたし
そのたびに人間が嫌いになった。
だけど…
不思議なもので、必ず救ってくれる力のある人が居るんだよね。
その先輩が居なかったら、俺は人として違う道を歩んでたかもしれない。
後から知った話しだけど、
実はその先輩も上司と一緒に俺を推薦してたらしい。
上司の次に力のある先輩に
『おまえを黙ってじっと見てたのには理由がある。
それで潰れたら、それまでのおまえだし、俺の見る目が無かったと諦めるしか無かったんだよ。
この場所は、何かひとつ一番だけでは勤まらない。
総合的に見て、この場所に相応し人間でないと駄目なんだよ。
どんなにおまえが遣りたく無くても、遣らなければならないのがこの社会なんだ。
人に対してどうのこうので無く、努力の足りない自分と頑張ろうとする場所が違う自分を反省しろよ。』
などと長い時間叱咤激励されたことを今でも覚えてる。
その後に、
『全てにおいて一番なれ！まっ！俺が居るかぎり難しいから二番でいいけどな』
って笑って言われたけど…
俺は愛想笑いすらできなかったよ。
先輩を目標に必死に頑張って努力しても
全然追い付け無くてね。
誰しもが羨む場所について1年目を迎えようとした時に…
『後は任せたぞ！俺ができなかったことを、おまえならできるから、みんなで機動隊を変えろよ』
と言った先輩。
先輩が異動する2週間前の言葉だったけど、
それは、先輩が除隊する意味だと分かったよ。
俺を推薦した上司と先輩が同時に異動された時、
俺はまた不安になってしまったけど…
『ありがとうございました』
と二人を見送った時
『どんな上司が来ても、誰が来ても、1中隊を任せられるのはお前しかいないから頼むぞ！』
と、
当時の隊長や1中隊のみんなに言われた時…
恥ずかしいけど、
涙が止まらなかったなぁ。
まだ21歳の夏のことだけど、当時の先輩は23歳だったんだよね。
あんな先輩は後にも先にも俺の前には現れないと思う。
あの時…
俺を推薦しただけで、俺のそばに先輩が居なかったら…
俺はどうなってたか分からないけど
上司ってね、どんな理由であれ
出来ない人は上に立たせることはしないよ。
最後は組織に負けて退職した俺だし
何度か仕事を変えた俺だけど
どの仕事でも管理職になったから敢えて言わせてもらうと…
あなたは上司に相応し人だよ。
ただ、あなたを更に磨いて支えとなる上司が傍に居ないことが唯一の難点だけどね
決戦の日が延びたみたいだけど
これからどうなるか分からないけど
どっちにせよ
決戦の後は、自分が納得してから動かないと大変だよ
もう既に大変な事態になってるみたいけど
21歳の頃に誰しもが羨む立場に任命された。
これだけで、知る人ぞ知る話しだし、ブログにも書いたことがあることをまた書くね。
普通は入隊して3年の月日と努力と成果と信頼が無いと就けない場所。
そんな場所に入隊1年目の俺が任命された時は、周りより自分自身が驚いたよ。
あの頃は、NOと言われることが許されなかったし、上司や先輩が白を黒と言えば黒になる世界だった。
今は、まだそれが有るんだろうけど、昔ほどじゃないと思う。
任命された時…
同期は『おまえ!すげぇーな！機動隊を変えてくれよ！！』と言ってくれたけど
殆どの先輩達や上司は違ってた。
誰しもが羨む場所につきたくて、頑張って努力してた先輩達と違って、日々のヤルべきことだけで精一杯だった俺だよ。
嬉しいことより不安と恐怖感しか無かったな。
階級が一番下なのに立場が一番上だなんて…
経験も実績も無い俺が居る場所じゃ無いと思ってるのに、
それに輪をかけて先輩達だけで無く他の上司からも嫌がらせをされたものだよ。
半端じゃ無かったなぁ…
『なんで
おまえが』とか
『絶対に認めない
』とか
『早く殉職しろ
そしたら今より階級が2階級特進するぞ』とか、
他人の命と財産を守る仕事をしてる人間の言葉とは思えない、沢山の言葉を吐き出された。
先輩達に酒が入るたびに、お酒の力を借りてなのか、酒の勢いなのかは分かりたくないけど
散々な言葉と指導？を受けたものだよ。
翌日、そんな先輩達は全く覚えて無いらしいけど…
本当に覚えて無いのかどうかは分からない。
分からないけど、
発散の仕方がズルいと何度も何度も思ったよ。
相手は覚えて無くても俺はしっかり覚えてるから。
だから、そんな飲み方をする人は嫌なんだ。
寮生活だけで無く、仕事までもが誹謗・中傷・批判の連続だった時、
俺を推薦した上司を恨んだことさえ有ったよ。
だってさ、みんなと同じ立場だったら、
毎日が奴隷以下から解放されて、毎日が遠足の時期に入ってたんだからね。
それに、出世には全く興味が無かった俺だよ。
どうして自分だけこんな目にあうんだろうと幾度も思ってたし
そのたびに人間が嫌いになった。
だけど…
不思議なもので、必ず救ってくれる力のある人が居るんだよね。
その先輩が居なかったら、俺は人として違う道を歩んでたかもしれない。
後から知った話しだけど、
実はその先輩も上司と一緒に俺を推薦してたらしい。
上司の次に力のある先輩に
『おまえを黙ってじっと見てたのには理由がある。
それで潰れたら、それまでのおまえだし、俺の見る目が無かったと諦めるしか無かったんだよ。
この場所は、何かひとつ一番だけでは勤まらない。
総合的に見て、この場所に相応し人間でないと駄目なんだよ。
どんなにおまえが遣りたく無くても、遣らなければならないのがこの社会なんだ。
人に対してどうのこうので無く、努力の足りない自分と頑張ろうとする場所が違う自分を反省しろよ。』
などと長い時間叱咤激励されたことを今でも覚えてる。
その後に、
『全てにおいて一番なれ！まっ！俺が居るかぎり難しいから二番でいいけどな』
って笑って言われたけど…
俺は愛想笑いすらできなかったよ。
先輩を目標に必死に頑張って努力しても
全然追い付け無くてね。
誰しもが羨む場所について1年目を迎えようとした時に…
『後は任せたぞ！俺ができなかったことを、おまえならできるから、みんなで機動隊を変えろよ』
と言った先輩。
先輩が異動する2週間前の言葉だったけど、
それは、先輩が除隊する意味だと分かったよ。
俺を推薦した上司と先輩が同時に異動された時、
俺はまた不安になってしまったけど…
『ありがとうございました』
と二人を見送った時
『どんな上司が来ても、誰が来ても、1中隊を任せられるのはお前しかいないから頼むぞ！』
と、
当時の隊長や1中隊のみんなに言われた時…
恥ずかしいけど、
涙が止まらなかったなぁ。
まだ21歳の夏のことだけど、当時の先輩は23歳だったんだよね。
あんな先輩は後にも先にも俺の前には現れないと思う。
あの時…
俺を推薦しただけで、俺のそばに先輩が居なかったら…
俺はどうなってたか分からないけど
上司ってね、どんな理由であれ
出来ない人は上に立たせることはしないよ。
最後は組織に負けて退職した俺だし
何度か仕事を変えた俺だけど
どの仕事でも管理職になったから敢えて言わせてもらうと…
あなたは上司に相応し人だよ。
ただ、あなたを更に磨いて支えとなる上司が傍に居ないことが唯一の難点だけどね
決戦の日が延びたみたいだけど
これからどうなるか分からないけど
どっちにせよ
決戦の後は、自分が納得してから動かないと大変だよ
もう既に大変な事態になってるみたいけど