どうしようもなく忙しい時…

人間は心を亡くした状態に陥ると言う。

以前、語録にも書いたけど『忙』と言う字は「心」に「亡」と書く。

心が無いと当然のことながら、喜びや楽しみに縁が無くなってしまう。

こんなときに、嫌なことが重なると

不思議と苦しくなったり、泣きたい気持ちになったり、自分自身を責める気持ちの方が強くなってしまう。

心が亡いのに…

そんな状態になりがちになってしまうから、更に不思議なものだ。


そのような状態で、いい仕事をしたり、良い人間関係を築いていったりすることは、とっても難しいこと。


いい仕事をする人と言うのは例外なく

『休み上手(切り替え上手)』

だよ。

仕事と私生活の区切りや、ON・OFFの切り替えが本当に上手なんだよ。


どんなに仕事が忙しくても、仕事の中でスイッチを切り替えられる人もいる。

これは、完全にOFF状態にしてるのでは無く、

スタンバイ状態しながらOFFにできる人もいるということ。

心のスイッチを状況によってON・OFFに切り替えるモードを自然にできたら随分と楽になる。


俺の場合…

忙しいとか大変な時こそ

『遊び心を持つ』

ことを忘れないようにしている。

決して、本当に遊ぶ訳じゃないけど…

忙しくて大変な時こそ、それを楽しめる自分が俺は好き。

だから、仕事が忙しくて大変な中でのアクシデントほど楽しかったことは無いよ。

ただ…

人の命に関わるアクシデントは別だよ。

24時間365日の業務を10年間やってこれたのも

自分なりの切り替えができたからだと思っている。

それと…

とっても大切な人がいたから。

心のスイッチの切り替えは、難しいことかもしれないけど、最初から諦めずに自分磨きの為に

スイッチのON・OFFを経験の中から学んで欲しいと思う。