自分で意識してないのに、眉間にシワを寄せ悲愴感を漂わせる人がいる。

誰だって、好きこのんで悲愴感を漂わせている人などいない。

では、なぜ…?

考えられる理由は幾つかあるだろうけど、

何かを全力で成し遂げる経験が不足していることがあげられる。

それを成し遂げる経験を積み重ねていかないと、本当の意味で人間が磨かれることはないと思う。

野球でも、練習の時に全力で投球しないと、全力投球できる筋肉はつかない。

どんなスポーツでも、ギリギリまで自分の力を振り絞って練習しないと、いざというときの自信に繋がらない。


それともうひとつ、

自分から進んでやっているのでは無く

『誰かにやらされている』
と言う気持ちで望んでいることも考えられる。

仕事を受け身的な気持ちでやっていると、なかなか一生懸命になれないもの。

たとえ無理に一生懸命になろうとしても、頭と体がスムーズに動いてくれないから、顔が引きつったりする。

これは、まさに悲愴感そのもの。


そして、もうひとつ。

『自分ひとりで頑張らないといけない』

と思い込んでることも考えられる。


確かに、頑張るのは自分自身で『頑張れ!』は他人事。

でも、励ましてくれたり応援してくれる人が、ひとりでいることは、とってもありがたいことなんだよ。


今、自分が果たそうと一生懸命になっているものがあれば、

どんなに悲愴感が漂ったとしても、卑屈になったり恥ずかしがったりせず

自信を持って挑んでほしい。

そういう経験を重ねていくうちに、少々のことでは悲愴感を漂わせなくなるはずだよ。