基本的に俺は、
鍋とか天ぷらは冷蔵庫の中を片付けるには、うってつけの料理なんだよね
けど…、キッチンが無いから
天ぷらは作ってないけどね
天ぷらは、俺の料理では十八番なんだな

まっ
そば屋時代に天ぷらを揚げてたから、上手に挙げられないほうが
おかしいかもしれないけど
でね
ここんとこ寒かったから、夜は暫くちゃんこ鍋にしてたんだよね
確かに、鍋料理にもいろいろ有るけど
今の状況では(何の状況と、突っ込まないで
)、ちゃんこ鍋が一番作りやすいんだよ
ガードマン時代に相撲部屋を逃げだした部下がいてね
入社は、俺より先輩なんだけど
本当に動きのいいデブだったよ
あの体型で、よくもあんなに動けるな
って感じだったけど
彼の作るちゃんこ鍋は絶品だったよ
寒くなってくると
『現場に行かなくていいから、ちゃんこ鍋を作って
現場から帰って来た隊員や、これから夜勤に行く隊員に、ちゃんこを振る舞ってくれ
』
と、たま~に頼んでたもんだよ
彼は隊長クラスだから、彼が現場に出ないと困るんだけど
寒い中
昼夜と寝ずに頑張てる隊員に、栄養の付くあたたかい物を食べさせたくてね
頑張った人には、それなりに給料に跳ね返るようにしてたけど…
それ以外に、何かをしてあげたくて始めたんだよ
150人近い隊員が居たから、寸胴鍋2つでも足りないくらいだったけど
俺の自己満足に、彼もよく付き合ってくれたし
当時の社長も、よくぞ許してくれたと感謝してるよ
『異端児さん
俺、現場に居るより
こっちの方が楽
異端児さんが手伝ってくれるから
毎日、この仕事でもいいよ
』
と、彼はちゃんこ鍋を作るたびに言ってたな
けど、彼が現場に居ない分、俺がサポートしてたから
ずっとは手伝え無かったよ
ガードマン時代…
ずっと寝ずに仕事してたら
『あんた
死ぬ気
』
と、社長に怒らたことが有った
寝てないと言っても
10日で7時間ぐらいは寝てたんだけどね
俺の場合…
どんなに寝ずに仕事をしても給料に跳ね返ることがないのは百も承知だったけど
いろんな業者さんや監督さん達
そして、一人一人の隊員を上手くまとめるには
遣ることが多過ぎて
1日が24時間では足りなかったよ
今、思うと本当によくやったと我ながら感心するよ
きっと、そんなことができたのも…
夢が現実化してることを実感してたからなんだろうな
結果的な、泡となって消えてしまったけど
あの頃の経験も随分と役に立ってるよ

ちゃんこ鍋から、話がそれたけど
(それるのは、いつものことだけど
)
たまには、違う鍋でも作ろうかな
鍋とか天ぷらは冷蔵庫の中を片付けるには、うってつけの料理なんだよね

けど…、キッチンが無いから


天ぷらは、俺の料理では十八番なんだな


まっ




でね

ここんとこ寒かったから、夜は暫くちゃんこ鍋にしてたんだよね

確かに、鍋料理にもいろいろ有るけど

今の状況では(何の状況と、突っ込まないで


ガードマン時代に相撲部屋を逃げだした部下がいてね

入社は、俺より先輩なんだけど

本当に動きのいいデブだったよ

あの体型で、よくもあんなに動けるな



彼の作るちゃんこ鍋は絶品だったよ

寒くなってくると
『現場に行かなくていいから、ちゃんこ鍋を作って


と、たま~に頼んでたもんだよ

彼は隊長クラスだから、彼が現場に出ないと困るんだけど

寒い中


頑張った人には、それなりに給料に跳ね返るようにしてたけど…
それ以外に、何かをしてあげたくて始めたんだよ

150人近い隊員が居たから、寸胴鍋2つでも足りないくらいだったけど

俺の自己満足に、彼もよく付き合ってくれたし

当時の社長も、よくぞ許してくれたと感謝してるよ

『異端児さん



異端児さんが手伝ってくれるから


と、彼はちゃんこ鍋を作るたびに言ってたな

けど、彼が現場に居ない分、俺がサポートしてたから

ずっとは手伝え無かったよ

ガードマン時代…
ずっと寝ずに仕事してたら

『あんた



と、社長に怒らたことが有った

寝てないと言っても


俺の場合…
どんなに寝ずに仕事をしても給料に跳ね返ることがないのは百も承知だったけど

いろんな業者さんや監督さん達

遣ることが多過ぎて

1日が24時間では足りなかったよ

今、思うと本当によくやったと我ながら感心するよ

きっと、そんなことができたのも…
夢が現実化してることを実感してたからなんだろうな

結果的な、泡となって消えてしまったけど

あの頃の経験も随分と役に立ってるよ


ちゃんこ鍋から、話がそれたけど


たまには、違う鍋でも作ろうかな
