昨日…

希望の芽が、この世に大きな産声をあげて誕生した。

だけど、その小さな命に父親はいない。

どんなに会いたくても、二度と声を聞こえず、姿も見れることない小さな命が、

大きく大きく成長してくれることを願う。

どんなに小さな命でも、何よりも尊い命。

だから、小さいと言う表現は適切でないと思うが…

今は、その言葉しか思いつかない。



命が誕生する2ヶ月前に…

ひとつの命が、この世から自ら去った。

小さい命の父親である。

父親のしたことは、男として人として許すことができないけど、

あなた自身が許さなければ、小さい命もあなたの存在も無かったのかもしれない。

彼を信じて

彼を許して

彼を愛した10年間の結末が、こんなかたちになると誰が想像できただろうか?


自分の大切なもの全部を大切にしたい気持ちは分かるが、

何かを得ようとすれば何かを失うものである。

妻をを愛して、あなたを愛した彼…。

俺は、こんな愛など愛とは言えないけど、

そんな全てを

許して

信じた

彼の言葉に、あなたは未来に希望を持って生きてきた。

あなたの気持ちも想いも分からないけれど、

誰がにも分かるはずが無いけれど、

あなたが愛した証として授かった命と、これからを共に生きて欲しいと心から願う。


あなたが悩んで悩んで決めたことを、

あなたが迷って迷いながら決めたことを、

たとえ後悔しても…、

小さい命の大きな存在を

決して忘れることなく、
決して恨むことなく、

新たな出発をして欲しいと思う。


希望の芽が、希望の光となり、希望の煌めきになることを願って。