昨日は子供達から
今日は元奥さんからメールがきた
誰かと思ったら…
元奥さんだった
俺、元奥さんのメアドを知らないから
分からなかったよ
今日も、勝手に引用
《お久し振りです。
元気にしてますか?
特に用事が有る訳ではないけど、きちんとお礼を言いたくてメールしました。
昨日、子供達から『1周年おめでとう』と言われた時は、一瞬意味が分からなかったけど…
すぐに気が付きました。
去年の文化の日、みんなで夕食を食べて写メを撮ったりしたよね。
今は、あなたと結婚して本当に良かったと思ってます。
確かに、いろんな迷惑をかけてくれたけど、それ以上にいろんなことで助けてくれてたよね。
特に、子供達を見てくれたり家のことをしてくれたことは本当に感謝してます。
だから、仕事に専念することも出来たし、それなりの立場になることもできました。
病棟時代は、毎月のように歓送迎会があり、そのたびに、夜中の2時3時に電話をしても、必ず迎えに来てくれて、みんなも自宅に送ってくれたりもしてくれたよね。
『飲み会に行ったら早く帰ってくるなよ。早くても0時過ぎにしろ。家のことは大丈夫だから楽しんで来いよ。』
と、あなたはよく言ってたよね。
夜勤のたびに、毎回差し入れもしてくれたよね。
病院の行事の時は、いつも参加してくれて本当に助かったし楽しかった。
(中略)
全てがね、私にとっては当たり前になってて、あなたに感謝すらしなかった自分を今は恥じてます。
ご飯を作るのが当たり前。子供の面倒を見るのも当たり前。
家事も当たり前。
学校に行くのも役員になるのも、保育園の送り迎えも全部が当たり前になってました。
あなたの仕事の方が大変だったのに、何も言わず子供達と向き合ってくれてた。
そして、私には『母親だけど、俺の妻なんだから気を緩めすぎるなよ』って、苦言を呈してくれてたよね。
なのに、仕事に専念し過ぎて、あなたの前では女で居なかったことを申し訳ないと思ってます。
〇〇がね、『お父さんって本当に凄いと思うよ。お母さんは「私は疲れてるんだから…」と言って、僕達に八つ当たりしてたけど、お父さんは違ってたな。
俺、お父さんの会社でアルバイトした時に、お父さんは常人じゃ無いと思うほど、早死にするんじゃないかと思うほど仕事してたよ。
立場と責任上、仕方ないと言えば仕方ないかもしれないけど、みんながね「鬼だけど憧れの上司だよ。こんなに変わった上司はいないよ」って、俺に言ってた。
確かに俺もそう思ったから、今の会社に居るんだよ。
どんなに疲れてても、寝て無くても俺達の話をきちんと聞いてくれたり、いろんなことを教えてくれたからね。
それでもね、お父さんは「お母さんが居ないと、お前達はこんなに立派になってないんだぞ。お母さんに感謝しろよ」といつも言ってたんだよね。
(中略)
俺は、どっち寄りでもないよ。
だから、お母さんもお父さんも今のままでいいんだよ』
って、ハッキリと言われました。
以前の私なら〇〇の言葉にカチンと頭に来てたと思う。
だけど、病気になって元気になり、いろんなことを周りや子供達から新たに知らされた今は…
感謝の気持ちでいっぱいです。
昨日は子供達から、あなたとの思い出話しを、いっぱ聞かされました。
みんなで感心したり笑ったり馬鹿にしたりと、楽しい時間を過ごしました。
本当に大切な大切な子供達を、ここまで育て上げてくれて本当にありがとう。
(中略)
私は、まだ月に一度は定期検診してますが随分と良くなってます。
離婚しても、私とあなたの子供達には変わり無いから、これからも子供達とは変わらずに関わって欲しいと思います。
きっと、私が誰と再婚しても子供達が『お父さん』と呼ぶのはあなただけなのかもしれません。
仕方ないことですね。
(中略)
いろいろと長々書いてしまいましたが、身体を大切にしてこれからもあなたはあなたの人生を歩んで下さい。》
本当に長いメールだった
正直…、返信に戸惑ったけど
子供達は、俺一人で育てた訳じゃないこと
元奥さんには、俺が悪いこと
そして…
これからの人生を共に歩める人が居るなら自分の為に幸せになること
等々、負けず劣らず長いメールを返信したよ
子供達からメアドを聞いてまでメールしてくるとは…
ありがとう
そして、いつまでもお元気で


今日は元奥さんからメールがきた

誰かと思ったら…
元奥さんだった

俺、元奥さんのメアドを知らないから


今日も、勝手に引用

《お久し振りです。
元気にしてますか?
特に用事が有る訳ではないけど、きちんとお礼を言いたくてメールしました。
昨日、子供達から『1周年おめでとう』と言われた時は、一瞬意味が分からなかったけど…
すぐに気が付きました。
去年の文化の日、みんなで夕食を食べて写メを撮ったりしたよね。
今は、あなたと結婚して本当に良かったと思ってます。
確かに、いろんな迷惑をかけてくれたけど、それ以上にいろんなことで助けてくれてたよね。
特に、子供達を見てくれたり家のことをしてくれたことは本当に感謝してます。
だから、仕事に専念することも出来たし、それなりの立場になることもできました。
病棟時代は、毎月のように歓送迎会があり、そのたびに、夜中の2時3時に電話をしても、必ず迎えに来てくれて、みんなも自宅に送ってくれたりもしてくれたよね。
『飲み会に行ったら早く帰ってくるなよ。早くても0時過ぎにしろ。家のことは大丈夫だから楽しんで来いよ。』
と、あなたはよく言ってたよね。
夜勤のたびに、毎回差し入れもしてくれたよね。
病院の行事の時は、いつも参加してくれて本当に助かったし楽しかった。
(中略)
全てがね、私にとっては当たり前になってて、あなたに感謝すらしなかった自分を今は恥じてます。
ご飯を作るのが当たり前。子供の面倒を見るのも当たり前。
家事も当たり前。
学校に行くのも役員になるのも、保育園の送り迎えも全部が当たり前になってました。
あなたの仕事の方が大変だったのに、何も言わず子供達と向き合ってくれてた。
そして、私には『母親だけど、俺の妻なんだから気を緩めすぎるなよ』って、苦言を呈してくれてたよね。
なのに、仕事に専念し過ぎて、あなたの前では女で居なかったことを申し訳ないと思ってます。
〇〇がね、『お父さんって本当に凄いと思うよ。お母さんは「私は疲れてるんだから…」と言って、僕達に八つ当たりしてたけど、お父さんは違ってたな。
俺、お父さんの会社でアルバイトした時に、お父さんは常人じゃ無いと思うほど、早死にするんじゃないかと思うほど仕事してたよ。
立場と責任上、仕方ないと言えば仕方ないかもしれないけど、みんながね「鬼だけど憧れの上司だよ。こんなに変わった上司はいないよ」って、俺に言ってた。
確かに俺もそう思ったから、今の会社に居るんだよ。
どんなに疲れてても、寝て無くても俺達の話をきちんと聞いてくれたり、いろんなことを教えてくれたからね。
それでもね、お父さんは「お母さんが居ないと、お前達はこんなに立派になってないんだぞ。お母さんに感謝しろよ」といつも言ってたんだよね。
(中略)
俺は、どっち寄りでもないよ。
だから、お母さんもお父さんも今のままでいいんだよ』
って、ハッキリと言われました。
以前の私なら〇〇の言葉にカチンと頭に来てたと思う。
だけど、病気になって元気になり、いろんなことを周りや子供達から新たに知らされた今は…
感謝の気持ちでいっぱいです。
昨日は子供達から、あなたとの思い出話しを、いっぱ聞かされました。
みんなで感心したり笑ったり馬鹿にしたりと、楽しい時間を過ごしました。
本当に大切な大切な子供達を、ここまで育て上げてくれて本当にありがとう。
(中略)
私は、まだ月に一度は定期検診してますが随分と良くなってます。
離婚しても、私とあなたの子供達には変わり無いから、これからも子供達とは変わらずに関わって欲しいと思います。
きっと、私が誰と再婚しても子供達が『お父さん』と呼ぶのはあなただけなのかもしれません。
仕方ないことですね。
(中略)
いろいろと長々書いてしまいましたが、身体を大切にしてこれからもあなたはあなたの人生を歩んで下さい。》
本当に長いメールだった

正直…、返信に戸惑ったけど

子供達は、俺一人で育てた訳じゃないこと

元奥さんには、俺が悪いこと

そして…
これからの人生を共に歩める人が居るなら自分の為に幸せになること

等々、負けず劣らず長いメールを返信したよ

子供達からメアドを聞いてまでメールしてくるとは…

ありがとう

そして、いつまでもお元気で

