会社の隣の家のおばあちゃんは、毎日のように畑をいじってる
朝、現場に向かう時に笑顔で
『おはようございます』
と深々と頭を下げてくれるんだよね
休みの日に出かける時は
おばあちゃんから話しかけてくれるけど
俺が、この会社に来た当時は笑顔が無くて会釈程度だったな
それもそのはず
俺が、この寮に入るまでは、ここに居た人達が相当な近所迷惑をかけてたらしいからね
本当は、誰一人として寮を使わせない予定でいたらしいけど…
俺が社長にお願いしたら
『実は、近隣からの苦情で、この寮には誰も住ませないと言うことで納得して貰ったけど…
異端児さんは酒を飲まないし、誰も居ないと言うのも物騒だから、管理と言うことで寮に居てもらおうか。』
と、言うことになり最初は俺だけだったんだよね。
確かにご近所の目は冷たかったよ
月日の流れの中で、一人増え二人増え…
今では4人居るけど
同じ寮に居ても、仕事が終わったら誰も関わらない
生きてるか死んでるかが分かるのは、朝の出勤の有無で分かるだけなんだ
だから、誰も騒ぐことが無いからご近所の目も変わったよ
そんな様子を隣のおばあちゃんは見てたんだろうな
朝、現場に行く時に出会うおばあちゃんの笑顔は、なんだか穏やかな気持ちになって
『さて
今日も頑張ろう
』
って言う気になるんだな
いつも、笑顔で見送ってくれてありがとう
おばあちゃん


朝、現場に向かう時に笑顔で
『おはようございます』
と深々と頭を下げてくれるんだよね

休みの日に出かける時は
おばあちゃんから話しかけてくれるけど
俺が、この会社に来た当時は笑顔が無くて会釈程度だったな

それもそのはず

俺が、この寮に入るまでは、ここに居た人達が相当な近所迷惑をかけてたらしいからね

本当は、誰一人として寮を使わせない予定でいたらしいけど…
俺が社長にお願いしたら
『実は、近隣からの苦情で、この寮には誰も住ませないと言うことで納得して貰ったけど…
異端児さんは酒を飲まないし、誰も居ないと言うのも物騒だから、管理と言うことで寮に居てもらおうか。』
と、言うことになり最初は俺だけだったんだよね。
確かにご近所の目は冷たかったよ

月日の流れの中で、一人増え二人増え…
今では4人居るけど

同じ寮に居ても、仕事が終わったら誰も関わらない

生きてるか死んでるかが分かるのは、朝の出勤の有無で分かるだけなんだ

だから、誰も騒ぐことが無いからご近所の目も変わったよ

そんな様子を隣のおばあちゃんは見てたんだろうな

朝、現場に行く時に出会うおばあちゃんの笑顔は、なんだか穏やかな気持ちになって

『さて
今日も頑張ろう
』って言う気になるんだな

いつも、笑顔で見送ってくれてありがとう

おばあちゃん

