幾千本分の涙が零れ落ちても

幾万本分の涙が溢れ出ても

生き返ることは無いけれど

哀しみは涙と一緒に流した方がいい。

愛した人が残した小さな命は

希望の芽となり希望の光となる。

二人の夢と希望が

一粒一粒の涙に変わっても

希望の芽と光までも流してはいけない。


どんなに周りが認め無くても

どんなに周りが許してくれなくても

これからを誓った二人には

何よりもまさる命がある。

そのことを決して忘れてはいけない。

この世を去った真実を知ることより

小さな命に誓った真実を大切にしよう。


お線香一本分の涙を笑顔に変えないと

小さな命が可哀想だよ。