魔法がとけて、
どんな貴女に戻っても
俺の中ではシンデレラ。
誰が何と言おうと
自分を卑下しても
シンデレラはシンデレラ。
魔法がとけてもとけなくても
俺の中のシンデレラは変わらない。
二度と恋愛をしないと…
鎧をまとった俺。
二度と恋愛をしないと…
心が凍りついてた俺。
誰しもが、脱がせることも溶かすことも出来なかった心を
貴女のストレートな想いによって溶けだした俺。
貴女と会うたびに
鎧を自ら脱ぎ捨ててしまった。
誰にも出来なかったことな
のに…
どんなに無防備になっても
どんなに傷付いても
貴女の笑顔が不思議と気持ちを楽にしてくれた。
その笑顔を見ると
救われて元気になれた。
その笑顔をみると
楽しくて頑張れた。
ここ一番で奇跡的なパワーを発する貴女に、
いつも感心してる俺がいたよ。
だけど、
貴女の、いろんな話しを聞いていると
奇跡ではなく、必然なことを知った時は
そう簡単に誰にも真似ができないと思ったよ。
そのことは、貴女のお父さんの影響が随分占めてることは分かるけど
負けずに、一生懸命頑張った貴女の力なんだよ。
誰にでもできることじゃないんだ。
普通なら
どこかで諦めてる人の方が多いと思う。
本当にいろんなことが有った貴女だけど…
ここまで随分と
本当に頑張ってきたよね。
どんなに心が折れそうになっても
朝にはスイッチを切り替えて
当たり前のように頑張る貴女。
仕事だからと言われたらそれまでだけど…
頑張ることを当たり前のようにこなす貴女は凄いと思う。
もしかしたら、
誰もがしてることなのかもしれない。
もしかしたら、
それが当たり前のことかもしれない。
でも…
想像を絶するような想いで相当頑張らないと
今の貴女は無かったはずだよ。
迷いに迷って強くなる貴女も
恋に恋してる貴女も
明日を頑張る為に楽しむ貴女も
その全てが可愛くて愛しかったな。
何よりも貴女は
夢の大切さを俺に教えてくれたんだよ。
俺の不機嫌さと理解の無さから
何度も貴女の地雷を踏んでしまったけど…
貴女の素晴らしと可愛いさは、ずっとずっと変わらない。
そして…
自分では気が付いてないようだけど
貴女には、もっと凄い能力が潜んでいるこてを知っていて欲しい。
今の貴女に、この能力が開花した時
カリスマワーカーに貴女は間違いなくなってるよ。
『これ食べる?』
と聞いたら
『いらない!』
と素直に言った貴女。
『うん。そっかぁ』
と言いながら自分で食べようとした時…
『ごめんね。言い方悪くて…』
と言われた時は、何でそう言うのかな?ハッキリしていていいと思ったよ。
ひとつひとつの言葉を口から発することを恐れていた貴女が
今では、想い感じたことをキチント相手に伝えてる。
その伝え方は、言葉を口から発することを恐れていた貴女がいたからこそ
誰より上手に伝えられるんだと思う。
でもね…
舌を巻いて怒りながら話してる貴女は
なんだか可愛いかったな。
今でも、ふと思い出して笑ってしまう俺がいるよ。
本当に…
いっぱい喧嘩したけど
こんなふうになったけど
俺の中では今でも
貴女はシンデレラなんだ。
一緒に過ごした時間の貴女は
俺の太陽だったり、虹だったり、煌めく星だったり…
時には、優しい風が冷たい風に感じた時もあったけれど
今では、その全てが愛しい。
何年経っても…
ガラスの靴は、貴女にしか履けないから
ずっとずっと大切に持っているよ。
たとえ…
おじいちゃんになっても。