なにも手につかないくらい

なにも考えられないくらい

傷付いたとき…。


その時は、

静かに傷が治るまで

じっと待つ。


無理に人に会ったり

無理に遊びに行って

元気に振る舞っても

一時的に元気になれるけど

なかなか傷は回復しない。

ひとりになると

また心が痛みだす。


傷を治してくれるのは

時間と自分。

そして…

時々、静かに話を聞いてくれる友達。


時間が経てば

そのうち、傷まないことに

気が付くようになる。


それまでは、

辛いけど

哀しいけど

苦しいけど


過ぎ去った時間が

後になって教えてくれる。

全ての時間は

全ての意味は

過ぎてみないと分からない。

ずっとずっと後にならないと分からない。


だから…


最後の最後に

『ありがとう』

と、言える生き方をしたい。




     気紛れ猫にゃー