『Yさんとわたし その1』は コチラ
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その4
YさんがどうしてそんなにUSJのコピーを欲しがるのか、
私はある仮説を立てました。
それは、
『USJのコピーが欲しいんじゃなくて、
私の気持ちが欲しいんじゃないだろうか?』
ということ。
「え、何で?」という感じかもしれませんが、どういうことかというと、
まずYさんがコピーをするために私を事務所へ連れてきた、
その理由を考えてみました。
コピーをするためには事務所へ来なくてはいけなくて、
いつもなら2階の活動部屋で私に
「このコピーをしてきて」というように、Yさんがチラシなど渡してくれ、
Yさんは2階の部屋で待っています。
なのに、この日は事務所まで一緒にきてコピー機から離れません。
もしかしてYさんは、私を2階の活動部屋から離し、
事務所まで移動させたかったのではないかと考えました。
そうすることで、Yさんは他の利用者の方がいる部屋から離れ、
私と2人きりになりたかったのではないかと考えました。
そして、もしその仮説が正しかったのだとしたら、
なぜそんなことをしたかったのか考えた時、
私には思い当たる節があったのです。
その思い当たる節とは、『Yさんとわたし その2』にも少し触れているのですが、
『正直Yさんと関わるよりも他の利用者の方と関わる方が楽しいなと、そう思ってしまうことも多かったです。』
この1文。
そこにYさんは困っていたのではないかと思ったのです。
私がYさんの担当になってから、
Yさんは私がいてもいなくても、どちらでも同じような感じに見えて、
全然楽しくなさそうな、無表情な顔でハートマークを描かせる毎日。
私はもっと色々やりとりのできる利用者さんと関わる方が楽しいなと、
正直思っていました。
なのでYさんから見ても、Yさんといる時の私と、
他の利用者さんといる時の私とでは、
他の利用者さんと一緒にいる時の私の方が楽しそうで、
印象が全然違ったのではないかと思います。
Yさんは自分に気持ちが向いてないと感じてたのではないでしょうか。
そこで、ちゃんと自分の方も向いてほしいと、
Yさんは私と2人きりになるべく、コピーという手段を使って、
私を事務所に連れてきたのではないかと考えました。
もし、それが正解だったらどうしよう・・・
そう思い、一瞬言葉がつまってしまいましたが、
思い切ってYさんに聞いてみました。
→その5に続く
