今回は、2人の息子の中学受験をふまえて、入塾前にやっておいて良かったと思うことを紹介します。

 

少し早めの入塾

 

「入塾前」にやったこととは少しずれますが、はじめに、入塾の時期についてお話ししたいと思います。

うちの息子は2人とも、小学3年生の夏休み明け頃に、自宅から歩いて行ける早稲田アカデミーに入塾しました。

長男の時は、もう少しゆったりした他塾も検討しており、早稲アカを含めいくつか体験授業を受けたりしたのですが、

本人が早稲アカを気に入ったので、早稲アカに入塾することとしました。

 

二男の時は、二男自身が長男と同じ塾を希望したので、同じく早稲アカに入塾しました。

 

ちなみに、長男の入塾時点で、私自身が最近の中学受験についてそこまでわかっていなかったことや、

電車やバスに乗ってまで塾に行かせるつもりはなかったため、徒歩圏内に無いサピックスなどは対象外でした。

 

本気で中学受験を考える場合、小学3年生の2月(新小学4年生)には入塾するのが一般的だと思いますが、

我が家では、塾の雰囲気に慣れておいた方がよいと思い、約半年前の3年生の9月頃に入塾しました。

 

子どもの性格にもよりますが、新4年生の最初から戸惑いなく通塾するという点では、少し早めに入塾して良かったと思います。

 

やっててよかった公文式(算数・国語)

我が家では、3歳の頃から公文(算数と国語、その後英語も追加)をやっていましたが、

公文で身に付けたことが入塾後の学習のベースになっていたと思います。

 

まず、算数ですが、二人とも、入塾する頃には分数の計算を終えるくらいまで進んでいました。

計算力は算数のベースとなる力ですが、公文での大量の演習を通じて、入塾後も計算に関して不安に感じることはありませんでした。

塾での算数の授業、特に上位クラスの授業は、計算に関しては問題なくできることを前提に進んでいくと思いますので、

小数や分数の四則演算については、入塾までに問題なくできるようにしておいた方がよいです。

 

次に、国語ですが、算数ほどではないものの、文章を読む練習という点では、やっててよかったと思います。

私自身もそうでしたが、本を読む習慣がないお子さんの場合、入塾後に国語の文章を丁寧に読むこと自体が難しいようです。

文章を読み、その内容を理解することは国語の基本であり、そのような練習を積むことができるという点では、国語も役に立ったと思います。

 

自然や科学とふれあう(理科)

理科は、4つの受験科目の中でも、テキストだけの勉強で対応することが最も難しく、実体験がものを言う科目だと思います。

 

我が家では、私が子どもの頃から昆虫が好きだったこともあり、小学校3年生くらいまでは、

週末になると昆虫採集やザリガニ釣りなどに頻繁に行きました。

中学受験では、昆虫など身の回りの生物に関する問題は頻出ですが、

小さいころから昆虫採集や自宅での飼育を通じて触れあっていた息子たちは、

中学入試レベルの問題であれば、特に勉強しなくとも大体対応することができていたように思います。

勉強が必要な分野が少なければ、それだけ他の分野に時間をかけることができます。

もちろん、昆虫だけでなく、植物や太陽、月、星なども中学受験で頻出の分野であり、

どの分野であっても、子どもが関心のあるものにどんどん親しんでもらうのがよいでしょう。

 

また、我が家では、自宅でできる簡単な実験などを通じて、科学に触れあうことも意識していました。

具体的には、食塩を溶かした水を鍋に入れて加熱し、水分を蒸発させて食塩を取り出したり、

虫眼鏡で太陽の光を集めて黒い紙を燃やしたり、10円玉をレモン汁に浸して綺麗にしてみたり、

花火しながら花火の色ができる理由を説明したりしました。

このほか、NHK for Schoolにある「大科学実験」なども、科学に興味を持つうえで役に立ったと思います。

 

Minecraft(マインクラフト)

皆さんのお子さんも同じかもしれませんが、我が家の2人の息子もゲームが大好きでした。

 

ゲーム自体は、勉強時間を圧迫することさえ無ければ、基本的に無害であるというのが私の考えです。

ただ、相手は小学生ですから、どうしてもゲームを優先して勉強を後回しにしがちであり、この点には十分に注意が必要です。

 

ところで、子どもたちがやっていたゲームの中でも、マイクラだけは中学受験で役に立つ場面がありましたので、紹介しておきます。

マイクラが役立つ場面の1つ目として、平面上で立体を把握する感覚が養われるということが挙げられます。

中学受験では、特に上位校において、平面上で立体を把握する能力が求められる傾向にありますが、マイクラは、このような能力を伸ばす一助になるように思います。

また、中学受験の勉強を進めていくと出会うであろう、複数の立方体を積み上げて、完成した立体を正面から見たり側面から見たりする問題や、大きな立方体をくりぬく問題などでは、

マイクラの世界の中で実際に問題の設定を再現し、自ら手を動かすことで、問題を正しく把握するのに役立つことがあります。

 

マイクラが役立つ場面の2つ目として、論理的な思考のベースを身に付けることができるということが挙げられます。

私もあまり詳しくないのですが、マイクラでは、様々な回路を作ったり、自分がゲーム機に触れていない間も経験値やアイテムを獲得するためのトラップを作ったりということがあります。

これらの回路やトラップは、論理的な思考のベースを身に付けるのに役立っていると思います。

 

マイクラが役立つ場面の3つ目として、中学受験で出会うことは多くありませんが、座標の感覚を身に付けられるということが挙げられます。

マイクラでは、自分が今、そのワールドの中でどこにいるのかが座標で示されます。そのため、ゲームをプレイする子どもたちは、座標の感覚を自ずと身に付けます。

 

以上、子どもたちの中学受験を振り返って、入塾前にやっていてよかったと思うことを紹介しました。

中学受験を考えている親御さんの参考になれば幸いです。